開催した講座の様子

C04 高等学校国語科授業づくり講座

 6月20日(火)、21日(水)に標記講座を開催しました。
 1日目は、筑波大学の島田康行教授による講義・演習「主体的・対話的で深い学びを実現する授業づくり」を行い、育成したい資質・能力を明確にして授業づくりを行うことの大切さを学びました。
 2日目は、講義・演習・協議「主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善」と題して、指導と評価の一体化を目指した授業づくりやICTの活用に関する演習を行いました。

        

【受講者の感想】
・「現代の国語」及び「言語文化」という教科の「捉え方」から丁寧に説明がなされており、大変参考になるものでした。特に「実社会とのつながり」に関しては、大変興味深く、今後授業の構成を考える際に、役立つと感じました。
・これまでは、年間指導計画に合わせたり、ひたすら教科書の内容を全て年度内に終わらせなければ、と考えたりして追い立てられるように授業を進め評価もしていましたが、「教材に合わせて評価をするのではなく、評価するにあたって適切な教材を選ぶ」ということに気付き、今までに比べて落ち着いて一人ひとりをしっかり見て評価できそうです。
・新指導要領における評価の方法が具体的に説明されており、今後の授業を作り上げる際に大変役立つものとなりました。 この講座を受講したことで単元計画の基礎的な考え方も身につけることができました。
・実際に単元計画を作成してみて、コンピテンシーベースの考え方を体感することができました。自分は普段コンテンツベースで授業を考えているなと思い知らされました。