開催した講座の様子

センターセミナーⅠ

 令和5年7月29日(土)に、FR教育臨床研究所所長の花輪敏男氏をお招きして、センターセミナーⅠ「不登校児童生徒への支援」を開催いたしました。県内各地の市町村から、教育関係者だけでなく、一般の参加者も含めて74名の参加がありました。セミナーでは、花輪先生が出会った数多くの不登校児童生徒や保護者、教師との事例をもとに、子ども達の自立に向けて、周囲の大人はどのような支援を行えばよいのかを、具体的な言葉や行動で示唆していただきました。セミナー後のアンケートからは、今後の不登校支援への実践について意欲的に書かれている内容が多く寄せられました。

    

【受講者からの感想】
・実践と統計に基づいた資料と、花輪先生のつぶやきに似た小ネタも面白く、飽きることなく拝聴できる内容であった。不登校の特効薬はないが、少しずつでもガソリンを注入出来るよう、今後も日々の関わり方に工夫をこらし、頑張っていきたいと感じました。
・不登校児は対応がとても難しく、声かけも課題も優しくしていたので、壁を作る意味での禁止令には驚きました。でも、とても理にかなっていると思いました。また勉強させてください。
・不登校生徒の保護者ですが、花輪先生のお話は、実体験からとても納得できる内容でした。これからも続けていただければきっと多くの不登校生徒を救えるのではないかと感じました。本当にありがとうございました。
・舞台は学校。学校側がどうしたいのか、保護者や関係機関と課題を共有し、連携する必要があるのだと改めて感じました。自分自身、子どもの親として、そしてSSWとしての立ち位置を意識し、行動していこうと思いました。書籍の出版を楽しみにしています。ありがとうございました。