開催した講座の様子

D18教育相談(特別支援教育)研修講座

   7月14日(金)標記講座を開催しました。
 幼保こども園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の先生方20名が参加されました。

 午前中は、独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所 上席総括研究員 久保山 茂樹 氏を講師に迎え、「本人・保護者の思いに寄り添う教育相談」という内容で、ご講義いただきました。
 講義を通して、これまでの教育相談や保護者面談を振り返り、これからの場面にどう生かしていけばよいか、改めて考える時間となりました。

 午後の前半は、県立むつ養護学校 小原 美佳 先生より「学校における教育相談の実際」という内容で、学校内外含めた教育相談の取り組みをご発表いただきました。
 後半は、一日を通して学んだことを生かしながらグループに分かれて「保護者との面談」についての演習を行いました。

 

                 

  

                 

【受講者の感想】
・面談や相談だけではなく、出会った際には「また話したい。」と思っていただけるように、保護者の歴史から学び、共に考え、聴く姿勢を大切にしていきたいと思いました。
・保護者の背景まで想像しながら、丁寧に話を聴いていきたいと思いました。今まで大変な思いをしながら育ててきたことに敬意を払うことを忘れないようにしたいです。
・学校で、今日の久保山先生の共生社会についての提言を発信していけるよう、もっと学んでいかなければと思います。
・下北唯一の支援学校で、下北の特別支援教育の窓口としてお仕事を担われている小原先生の御活躍に勇気をいただきました。