開催した講座の様子

C02 小学校国語科授業づくり講座[読むこと]

8月29日(火)、30日(水)の2日間、標記講座を開催しました。小学校・特別支援学校の21名の先生方が受講され、国語科における「読むこと」領域について、「言語活動の充実」の考え方で、日々の授業においてベースとなる考え方や様々な手法について体験を通して学びました。

【講座の内容】
1日目
・講義「読む力を育てる授業改善」
・演習「読む力を育てる言語活動」
・演習「タブレット端末を活用した国語科の授業」
2日目
・講義・演習「主体的・対話的で深い学びを実現する「読むこと」の指導」
 (講師)京都女子大学 水戸部修治 教授 (オンライン)
・講義・演習「読む力を育てる単元構想」

【受講者の感想】
・言語活動の具体例が提示され、とても分かりやすかったです。中でも、ねらいを達成するための言語活動になるような教師側の仕掛けや教材研究がとても参考になりました。また「個々の意見や考えが決まるのは交流の途中でよい」「言語活動をしながら整理できればよい」というお話があり、目から鱗でした。
・「読むこと」の本質を学べました。これからは、学習指導要領の指導事項を今まで以上に確認しながら指導したいと思いました。
・批判的視点について学ぶことができました。教材をあまり批判的に読むことはなく、記載されているままに受け入れていたので、勉強になりました。
・私は今までタブレットを使うことに抵抗があった。自分自身が苦手だからどのように使わせたらよいのか分からなかったからである。今回、一緒に操作したり、インターネット上のサイトを紹介していただいたりして、少しやってみようという気持ちがもつことができた。