開催した講座の様子

D21 特別支援教育におけるICT活用「基礎・基本」研修講座

8月30日(水)に特別支援教育におけるICT活用「基礎・基本」研修講座を開催いたしました。
 今年度は小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の先生方26名が受講されました。

 午前中は東北福祉大学教育学部 准教授 杉浦 徹 先生を講師に迎え、「特別支援教育におけるICT活用について~基本的な考え方と実践で大事にしたいこと~」という内容で講義・演習を行いました。子どもたちのできてうれしい気持ちを育てることの大切さについて、事例の紹介や多くの演習を交えながら分かりやすくお話していただきました。

 午後は、特別支援学校の2人の先生の実践発表と演習を行いました。これまでの自身の指導を振り返るとともに、これからの指導にどう活かすか、アイディアやヒントを見つけることができました。 

 

 

・ICTを活用するためにどんな授業をしていけばよいのか考えがいきがちですが、子供の気持ちを育てるという大前提を忘れてはいけないと改めて思うことができました。そのきもちを育てる方法の選択肢の一つとして、ICTを学習に活用していきたいです。
・PCやタブレット端末を使わなければならないような気持ちでいましたが、それらに限定することなく、子供たちの主体性を引き出すために有効な教材をアナログ・デジタル問わずに活用していけばよいと分かり、視界が開けたような気がしました。
・環境要因からのアプローチの大切さを改めて学びました。環境の間に困難さが生まれることを念頭において、どのようにICTを活用すると、生徒の困難さが解消できるのか、楽しく過ごすことができるのかを考えながら授業や生徒のかかわり方を考えていきたいと思います。
・実践内容を実際に聞くことができ、新しい視点を得ることができました。具体的な内容を知ることができたので、それを活用して今後の指導に当たりたいです。