開催した講座の様子

C28「見方・考え方」を働かせて育成する!小学校図工・音楽科講座

8月17日(木)~18日(金)の2日間、標記講座を開催しました。
1日目は、文部科学省 教科調査官の小林恭代氏を講師に、図画工作科の講義と造形遊びの演習を行いました。2日目は、音楽科の講義と音楽づくりの演習及び造形と音楽のコラボレーションの演習を行いました。

【講座内容】
1日目:講義「図画工作科における指導と評価の一体化」
    演習「「造形的な見方・考え方」を働かせて資質・能力を育成する造形遊び」
2日目:講義・演習「「音楽的な見方・考え方」を働かせて資質・能力 を育成する表現活動」
    演習「造形と音楽のコラボレーション」
    協議「これからの図工と音楽の授業づくり」

 

 

・「正解がないから失敗もない」という言葉通り、制約がないとこれだけ自由な発想が次々に生まれるのだなと身をもって実感することができました。
・図工、音楽の授業作りについて、目標の立て方や評価の仕方など、演習を通して、知的障害のある児童の資質能力を育成するための授業作りについて考えるヒントをいただきました。
・音楽科と図画工作科の力だけでなく、様々な教科の要素を横断的に身に付いていくという視点をもって指導にあたりたいと感じました。
・講義・演習の内容がとても具体的な事例であったため、自分のクラスならばこうやってみよう、こんな教材を用意してみよう、この場面の表情や動きを見れば評価につなげられそうだ、今までこの視点が足りないから評価につながらなかったんだなどと、授業改善の視点を得ることができた。