開催した講座の様子

C30創造活動を通した学びを考える美術科教育講座

9月22日(金)文部科学省初等中等教育局教育課程課 教科調査官 平田朝一氏を講師として、「指導と評価の一体化を目指す美術の授業」についての講義と協議・演習を行いました。
【講座の内容】
 講義「指導と評価の一体化を目指す美術の授業」
 協議・演習「指導と評価の一体化を目指す美術の授業づくり」
【講座の様子】

【受講者の感想】
・最近、指導案の細案を書く機会があったのですが、どの場面でどの観点を評価するのが適切なのか悩みました。資料には、評価する際の視点がわかりやすく書かれていたのでとても参考になりました。また、美術館や博物館との連携の例をお話しされていましたが、八戸市にも新しく美術館が完成し、学校連携プロジェクトに力を入れているところです。生徒たちにとって、普段学校ではできない本物を見たり触れたりする機会はかけがえのないものだと感じたので、学校や学年に協力を求めながら積極的に授業に取り入れていきたいと思います。
・美術を生活につなげていくことは、特別支援学校の学習全般に共通しており、改めて社会と関わる意識の大切さを感じた。また、学習指導要領に具体的な学習項目の表記がない理由を知り、美術の柔軟性を改めて捉え直すことができ、よかった。五感を活用した設定や面白いこととの出会いは、今後の授業において意識して設定したい。制作することに時間を要し、それが目的にすり替わる危険もありがちだが、活動を通して子どもたちが何を学ぶのかを常に考えながら指導にあたりたい。