開催した講座の様子

D10 今日から始める保護者対応研修講座

 9月20日(水)、今日から始める保護者対応研修講座が開催されました。受講者は小学校7名、中学校10名、高等学校7名、特別支援学校9名、研究員2名、聴講者9名、合計44名でした。1日を通じて「保護者とのより良い関係のつくり方」の講義・演習が行われ、保護者と教員がより良いパートナーとなるために何ができるか、また、共に問題を解決していくためにどのような対応が望ましいか知ることができました。講義の間には多くの演習の時間も設けられ、より具体的な保護者への働きかけの方法を学んだり、実際の事例から考えを深めたりしました。

【研修内容】
講義・演習「保護者とのより良い関係のつくり方」
 明治大学 教授 諸富祥彦

  

【受講者の感想から】
・諸富先生のお話がわかりやすく、どのように保護者との信頼関係を作っていけば良いのか、時期や内容についても具体的に教えていただくことができて良かった。「リレーションだぞ!」や「いな運送だよ」など、心に残るキーワードがとてもわかりやすかった。
・保護者対応の難しさについて、改めて考えるよい機会となった。一言で「保護者」と言っても、それぞれの家庭環境や仕事の状況等が異なるので、様々な場合を想定した準備をしておくなど、自分自身の引き出しを多くもてるようにしておかなければならないと感じた。
・教師と保護者のお互いが横並びで対等な関係であること、パートナーであるという認識を持つことで問題が解決されることが沢山あると思いました。早速、学級懇談でパートナー宣言などをしていきたいと思います。
・保護者会の大切なポイント、信頼関係のポイント、事例の紹介など、すべてが具体的でとても分かりやすかったです。諸富先生の話が巧みでメリハリがあり、最後まで集中して聞くことができました。演習もあったことにより、話す側・聞く側の両方を体験でき、実践的な学びができたと感じています。