開催した講座の様子

D15/D16 特別支援教育新担当教員研修講座(後期)

10月2日(月)、13日(金)に標記の講座が開催されました。
小学校と中学校で初めて特別支援学級や通級指導教室を担当する教員116名が受講しました。
「特別支援教育におけるICT活用の基礎・基本」や「特別支援学級、通級指導教室児童生徒の進路」の講義では、ICTを活用した支援方法や進路に関する基本的な内容について学びました。「障害特性に応じた指導」では、講義や協議を通して、個別の指導計画の作成から評価の一連のサイクルについて理解を深め、明日からの授業の参考となったという感想が聞かれました。

 

 

 

【受講者からの感想】
・自分たちが当たり前のように教わった学習の方法が難しいと感じる児童(特別支援学級に関わらず)がいるということを理解しなくてはならないと思いました。ICTを児童の実態に応じて適切に活用したいです。
・実態を的確に把握し、その子に合った学びのスタイルを一緒に考えていけたらいいなと思いました。「ねらいを明確に」「指導は柔軟に」「教材はシンプルに」を肝に銘じます。
・子どもたちが学校を卒業した後、義務教育を終えた後、どのような進路があるかよく分かりました。働くことの意義、働き続けるための勤労観は、小学校から指導できる大切なことであると改めて知りました。自己選択、自己決定が進路決定につながることについてもよく理解できました。
・受験する本人の希望を大切にした学校選びが大切だと思いました。本人が夢をもって学校選びができるよう、担任として様々な情報収集をする必要があると思いました。
・短期目標の立て方や評価の仕方について学ぶことができ、とても勉強になりました。また、グループ協議の中で新しい手立てについても教えていただくことができ、とても参考になりました。これから後期の指導計画の見直しに役立てていきたいと思います。