開催した講座の様子

D06 高等学校における特別支援教育講座

 

10月3日(火)に高等学校における特別支援教育講座が開催されました。受講者は15名で、特別な教育的ニーズがある生徒の支援について理解を深められた様子でした。
【研修内容】
 1 講義「小・中学校における特別支援教育」
 2 発表「高等学校における特別支援教育」
    発表者 県立尾上総合高等学校 教諭 中畑 信子
 3 協議「高等学校における特別支援教育の実践に向けて」
 4 演習・協議「高等学校における特別支援教育~個別の指導計画の作成を通して~」

【受講者の感想】
・特別支援教育の理念や大切な視点である「気づきと理解」、「わかりやすい授業づくり」の具体的な方策を学ぶことができた。
・「発達障害かどうかの判断よりも、今困っている生徒に気づき支援することが重要」という言葉が心に残った。
・個別の支援が必要な生徒については、出来ないことに対して目を向けてしまいそうになるが、その生徒の得意なこと、出来ることに着目し、誉めることが必要だと感じた。
・困難さを抱えている生徒の対応についてグループで協議してみて、多方面から意見を聞くことでより良い対応を考えることができると思った。また、職員室での何気ない会話が、情報共有しやすい雰囲気作りには大切なのだと感じた。
・生徒の実態把握について、グループで話し合うことができたのが良かった。実際の組織的な対応の練習になった。