開催した講座の様子

D24 発達支援と教材教具研修講座

11月7日(火)に標記講座を開催しました。
淑徳大学 准教授の池畑美恵子先生をお招きし、「発達支援と教材教具について」と題して午前・午後を通して御講義を頂き、その後、演習「発達を促す授業の検討」を行いました。

発達の流れを理解するとともに、発達を促す教材教具の活用について学ぶ良い機会となりました。
【講座の内容】
  ・講義、演習「発達支援と教材教具」

   講師 淑徳大学  

      准教授 池畑 美恵子 氏

  ・演習「発達を促す授業の検討」

     

     

 

 

 

 

【受講者の感想】

・子供たちと関わってきたなかで、目に見える課題や行動問題を改善するための指導にばかり目が向き、目の前にいる子      供の発達はどうなのか、という視点にあまり目を向けることができていなかったと改めて気付かされた。担当する児童が今どの発達段階なのか見極めて、教材作りをし、指導に生かしていきたい。

・実態把握をする際に、表面的に見える動きややりとり、言葉だけでなく、理解の仕方を観察してみようと思った。また、人の成長に姿勢や運動が大切なことを改めて感じたため、身体へのアプローチも行っていきたい。

・教育的な関わり合いの支えとなる視点として、子供の発達を理解することが重要であると理解することができた。問題行動をなくしていくということより、どうしてその行動が起こるのかその意味を考えること、感覚や運動の面などの本質的な課題を考えることが重要になるということが分かった。

・通常学級の児童でも問題行動に目が向きがちだが、発達を理解することから始めようと思った。特別支援学校の先生と意見交換することでアイディアをもらうことができた。