開催した講座の様子

C51工業教育指導者講座

11月7日(火)、8日(水)の二日間、標記講座を開催しました。新学習指導要領の内容や観点別学習状況の評価の方法、課題研究で必要となるパーツの製作や機械の制御方法等について学びました。


【講座の内容】
・学習指導要領 教科「工業」について
・3Dプリンターの活用
・シーケンス制御

【講座の様子】

  

 

【受講者の感想】

・工業教育指導者講座では工業の学習指導要領の重要点を学び、かつ確認できました。児童生徒の学習状況の評価は学習指導要領の目標に準拠した評価を心がけていかなければならないことは理解していましたが、改めて生徒一人一人の良い点や可能性を考えて実施していかなければならないという話を聞き、教員としての使命感を注入されたような気持ちになりました。
・3Dプリンターやシーケンス制御の講習は建設系の私にはあまり馴染みがない内容でしたが、工業高校の教員たるもの、常に先進技術を学んでいく姿勢が必要だということを感じました。3Dプリンターで住宅が建つ時代やシーケンス制御でより良い住環境を可能にすることも考えられると思うので、授業に生かせる場面があれば工夫して頑張ってみます。
・工業の見方・考え方について、改めて知ることができ、特に実習では安全作業に留意しつつ、いろんな部分に関連付ける必要があることも分かった。また、代替科目について、自動的な入れ替えではなく、代替する教科の目標や内容と照らし合わせ、同じような内容で指導するとともに不足部分については、副教材を用いるなどしながら補充する必要があることもわかったので、改めて指導内容や指導計画を見直していかなければならないと思った。評価についても文科省の指針や各学校の評価方法を参考にしながら、より良い方法を見つけていかなければならないと感じた。