5/28(火)に標記講座が開催されました。小学校、中学校、高等学校、特別支援学校合わせて77名の先生方が受講されました。
【講座の内容】
「学年主任の役割とは」の講義では、各校種別に分かれて学年主任の職務について研修を行いました。高等学校部会では、青森県立五所川原高等学校の瓜田敦也先生をお招きして、ご自身の経験を踏まえながら教務主任の職務について伝えていただきました。
「組織経営とミドルリーダー」の講義では、日本大学文理学部教授の藤平敦先生をお招きし、危機管理を含めた学年主任のミドルリーダーの役割について、講義と演習を行っていただきました。受講者同士の協議では、自校での教育活動をイメージしながら、意見交流を行う先生方の姿が印象的でした。
【受講者からの感想】
・学年主任としての仕事内容や、立ち位置、心構え等が見えてきたので、目標を概ね達成できたと考える。同僚と対話し、R-PDCAを意識しながら実践していきたい。
・学年主任としての仕事は、学級担任をしている間はあまり詳しく理解していなかったということが今回の研修で認識できた。今回の研修を受講して、主任としての立場や役割だけでなく、どのような意識で学校体制の中を動いていけばいいのかの精神面も明らかになったことから目標は十分達成できたと感じている。
・ミドルリーダーとして、マネジメントの視点で学年経営を効率的に展開するための手法を、先生方との協議を経て身につけられたような気がする。報連相を大事にして、日々生活していきたい。
5月27日(月)、28日(火)に標記講座を開催しました。技術分野を担当する中学校、特別支援学校の先生方が受講され、技術分野の授業づくりについて学びました。
【講座の内容】
1.講義・演習「技術分野の現状と課題」
2.実習「製品の設計・計画と製作 TinkerCad,3Dプリンター活用」
3.演習・協議「技術の見方・考え方を働かせた授業づくり」
【講座の様子】
【受講者感想】
・技術分野の指導について、内容や授業構成、年計など悩む部分が多く、その原因は、自分の中で何を子ども達に触れさせたいかがはっきりしていないからだと考えていました。今回の研修を受講し、大枠の考え方・内容配分の仕方を学ばせていただいたので、自校の生徒の実態に照らし合わせ、年計作成から取り組みたいと思いました。
・免許外での技術担当が2年目となり、今まで手探りと自分なりの試行錯誤だけで授業を進めてきたので、今回様々なツールを教えていただき、非常に刺激を受けました。生物育成に関しては、ぜひ水耕栽培にチャレンジしたいですが、まだ自信がないので、もう少しじっくり勉強したいと思います。一方で、「トマトカンパニー物語」は、比較的誰でも簡単に取り組むことができるので、まず早速授業に取り入れ、反応を伺いたいと思います。
・材料と加工の分野では、私自身、かなり悩んで作りました。裏を返せば、教材を買って作るだけでは、今回ほど悩み、考える場面はなかったかと思います。作品制作の際の、学習課題の設定や発問、指示をもっと吟味し、今年度の授業に臨んでいきたいと思います。
・技術科についての講義はもちろんのこと、CADや生物育成アプリ、作品作りの際の道具の使い方まで、本当に為になる研修でした。令和10年には免許外の先生は授業できなくなるとのことですが、来年度も技術を担当することになったらまた受講し、さらなるスキルアップやお話を伺いたいと思います。
5月20日(月)に「D10今日から始めるいじめ対策研修講座」が開催されました。
小学校6名、中学校6名、高等学校13名、特別支援学校7名の先生方が受講、SSW4名が聴講され、いじめの認識や理解、組織的対応の仕方やアンケートの工夫、ハートフルリーダーの役割や事案対処の進め方について、講義や演習、意見交換を通して理解を深めました。
【研修内容】
・講義「いじめについての認識と理解」
県教育庁学校教育課生徒指導支援グループ 指導主事 山本 泰久
・講義・演習「いじめの理解といじめ防止のための取組」~いじめ問題の現状と課題~
上越教育大学大学院教授 いじめ・生徒指導研究研修センター センター長 高橋 知己
【受講者からの感想】
・高橋先生がおっしゃっていた「攻めの教育相談」や「生徒の心に余裕を持たせる・不安感を取り除き、自己有用感を高める」そのための「おもしろい、わかる授業づくり」に関しては、自校の職員へと伝達していきたいと思いました。
・すべての話が刺さるものばかりであり、心にひびく話であるので、各校一名の研修で行ってもよい研修であると感じました。
・先生の子ども達に対する思いを強く感じました。そのために何をすべきかを考え、実践したり、仕組みを新たに変えたりしているところが素敵だと感じました。時々笑いあり、感動あり、衝撃ありのあっという間の研修でした。また機会があればぜひ高橋先生の講義を聴かせていただきたいと思いました。ありがとうございました。
5月28日(火)標記講座を開催しました。小学校2名、中学校2名、高等学校3名、特別支援学校3名の計10名の先生方が受講され、Microsoft 365の基本操作とTeamsに関連する各種アプリ(OneDrive、OneNote、Forms、Whiteboard等)の機能について学びました。
【講座の内容】
1 Microsoft 365について
2 OneDriveの機能と基本操作
3 Microsoftアプリの機能と基本操作
4 Microsoft Teamsの活用
【講座の様子】
【受講者からの感想】
・Teamsの基本操作を理解することができた。これまでChromebookを使っていたので置き換えながら聞いていました。いろいろ試しながら使い方に慣れていけるようにしたいと思いました。
・資料がとても見やすく、後から自分でやるのにとても良いと感じました。また、わからないことがあれば、すぐに対応していただけたので助かりました。勤務先に戻ってから、今日学んだ技術を授業で生かしたいです。
・Teamsは初めてでしたが、習得できたのではないかと感じます。今後使う場面がある場合は活用していきたいと考えます。基本的な考え方ややり方はiPadでも活用できるところは活用していきたいと考えています。
・Microsoft Teamsでできることが多いことが分かりました。今回の研修で学んだことを一つ一つ身に付けて、日々の指導や支援に生かしていければいいなと感じます。まずは、時間があるときにテキストとにらめっこしながら、復習したいと思います。
5月24日(金)に15名の先生方が参加され、中学校進路指導担当者研修講座が開催されました。日程は以下の通りです。
午前 講義 「進路指導の考え方と進路指導主事の役割」
午後 協議 「自校における進路指導の課題と方策」
協議・演習「自校における進路指導の進め方」
意欲的に研修された先生方の評価やアンケートから、本講座を受講した目的が達成されたようです。以下は、アンケート記述の一部です。
【講座の様子】
【受講者からの感想】
・進路指導の仕事は、進学に関する手続きだけではなく、生き方教育でもありキャリア教育と密接な関係があることがわかりました。また、他分掌や他学年との連絡を密にしながら今後、取り組んでいかなければならないと感じました。
・進路指導は3学年が中心となることが多く、受講前までは進路指導についてわからないことが多かったが、改めて学校全体で組織的に行う必要があると感じた。また、生徒数が少ない学校同士で協議をすることができたことがよい経験になった。今回の研修で得たことを活用し、本校での進路指導の充実につなげたい。
・初めて進路指導主事を担当することになり不安ばかりでしたが、具体的な仕事を知ることができました。また、他校の取組や進路指導における課題を共有でき、自校でも活かせそうなことを考えるきっかけになりました。年間計画作りのテンプレートを使い、次年度に向けて準備をしていきたいと思います。