開催した講座の様子

令和6年度 9月

C24 気付きの質を高める小学校生活科講座

 9月4日(月)に標記講座を開催しました。幼・小・特合わせて26名の先生方が参加され、生活科の授業の在り方について学びました。

【講座の内容】
 講義・演習「気付きの質を高める生活科の授業づくり」
    (講師)千葉大学教育学部 教授  
         同 附属小学校 校長 鈴木隆司         
 講義・演習「身近な素材を通した指導と評価の在り方」
    (講師)県総合学校教育センター
         指導主事 時村 陽一


             

【受講した先生方の感想】
・ものづくりの演習がたくさんあってとてもよかった。「楽しいなあ」と感じました。「面白くないが、よく分かる授業」よりも「面白くもなく、よく分からない授業」の方が、生活科の教育観ではよい授業だという考え方に驚いた。そのくらい生活科では「面白い」ことが大切であると気付いた。

・授業中の写真や動画をたくさん撮ることは、すぐにできそうだと思った。振り返りができることがよいと思った。

・ものづくりを体験することで、授業中に子供たちはどのようなことに気付くのか、想像しながら学ぶことができた。

・実際にものづくりをすることで、「ここでつまずきそうだな」というポイントに気付くことができた。

・ものづくりの演習を通して、子供の立場で試行錯誤しながら取り組むことができた。深い学びにつなぐ鍵は、教師がここで答えを教えるのではなく、アシストするような働きかけをすることだと学んだ。

・生活科における主体的な学びとはどんなものか、演習を通してとてもよく分かった。

・生活科の学習をしていると、ただ楽しいで終わってしまうことが多く、どうすればいいのだろうと思っていたことが、この講座を受けてかなりすっきりした。

D18 自立活動研修講座(後期)

 9月4日(水)、上記の講座が開催されました。受講者は小学校6名、中学校6名、高等学校1名、特別支援学校2名、聴講者1名、合計16名でした。後期は、中堅教諭等資質向上後期研修(特別支援学校)と一部合同開催で行われました。 

 午前の演習では、中堅教諭等資質向上後期研修(特別支援学校)の受講者による自立活動の実践を参観することを通し、実態把握から授業実践までのプロセスを学びました。午後の協議・演習では自身の自立活動の指導における課題を基に、協議を行いました。協議を通して自立活動の指導内容及び指導方法の多様な見方・考え方にふれ、自立活動の指導における課題解決のヒントを得る機会となったようです。

【研修内容】

演習「実態把握に基づく指導実践」(中堅教諭等資質向上後期研修(特別支援学校)と合同開催)

協議・演習「自立活動の課題解決に向けて」

   

 【受講者の感想】

・他の学校で行われている様々な実践や協議の様子を見たり、聞いたりすることができ大変良かったです。自分が受けもっている児童に対して生かせそうか考えることもでき、大変ありがたかったです。

・自立活動の授業の中でも、生徒に主体性をもたせるような工夫が必要なのだとわかりました。大人になってからも、自分で必要感をもって継続できるような活動を行いたいと思いました。

・自分にとって学びの多い講座となりました。自分自身の課題である「実態把握」「情報の整理」を向上させていけるよう、実践につなげたいと思います。

C33中学校技術・家庭科(家庭分野)・高等学校家庭科教育講座

8月29日(木)に標記講座が開催されました。11名の受講者が、「SDGsを取り入れた授業デザイン」をテーマに研修を行いました。講師の青森大学 社会学部 教授 藤  公晴 先生より、SDGsについて教科書では得られない専門的な知識や、授業のヒントとなるような活動事例を聞くことができ、とても有意義な時間となりました。
【研修内容】
  講義     中・高家庭科における「SDGsを取り入れた授業」について
  講義     家庭科教育とSDGs
         (講師)青森大学 社会学部
             教授  藤 公晴 氏
  講義・演習  SDGsを取り入れた授業デザイン

【講座の様子】

  

【受講者の感想】

・持続可能な社会の構築について考えることが求められているので、1つ1つ意識せずとも、17の目標のどれにあてはまるか、その授業で少し意識し、生徒に伝えていくことで、生徒の意識も変わってくると思いました。改めて何かを考える、というよりも、毎時間の授業で少し意識していくことから始めていきたいと思います。

・家庭科の単元の中では、関連していないものがないのではないかと思うほど、様々な部分でSDGsの要素を組み込むことが出来ると実感できました。普段、黙々と一人で行っていた作業を他の家庭科の先生方と行うことができて、楽しくとても参考になる時間を過ごすことができました。ありがとうございました。

・グループで具体的な授業を考えてみることで、「問題を見いだして、課題を設定する」学習過程の取り入れ方や思考・判断・表現における4つの評価の仕方などを理解することができた。生徒がいきいき授業に臨む姿が見えるようで、楽しく考えることができた。

D31はじめてのGoogleWorkspace

 9月3日(火)、標記講座を開催しました。小学校・中学校・高等学校・特別支援学校の16名の先生方が受講され、Googleドライブ、GoogleForms、GoogleClassroomなどの操作方法について学びました。また、生成AI(Gemini)の操作方法を体験していただきました。

【講座の内容】
Googleドライブの機能と基本操作
Googleアプリの機能と基本操作
GoogleClassroomの活用

【講座の様子】

  

【受講者の感想】
・校務で使用していますが、戸惑うことが多く、基本的なことを学びたいと思い申し込みました。今までの疑問も解決し、受講できてとてもよかったと思いました。
・基本的な操作方法以外にも知らなかった操作方法や生成AIに関する知識を習得することができた。現場に戻って活用していきたい。
・グーグルのクラスルームに関して、教師役と生徒役を同時に体験できたことがとても有意義でした。課題提出までの手続きや、生徒がどこでつまづきそうなのかなどが分かり、今後の授業で参考になりました。Geminiも少しですが触れることができ、授業や校務でも使える可能性があるので、使えるようになれたらと思います。
・基本操作等の基本について理解はできたので目標は達成された。今回はworkspaceの機能について業務活用への大いなる有用性を感じた。