9月18日(水)標記講座を開催しました。聴講の先生方を含め15名が参加しました。地方創生に向けた新たな価値づくりにDXは必須であり、エビデンスに基づく課題発見・解決能力を高めていくことが重要であることを学びました。演習では、表計算ソフトを活用した統計の基本的な考え方を学んだあと、各自で興味のある領域のデータセットを作成し、そこから読み取れた情報を共有しました。科目「課題研究」や「総合的な探究の時間」での指導に役立つ、大変有意義な研修となりました。
【講座内容】
「データ活用の視点を取り入れた地域創生」
講師 八戸学院大学 地域経営学科 特任教授 堤 静子 氏
【講座の様子】
【受講者の感想】
・課題研究で活用したいです。仮説、検証、分析の考え方にもつながると思いました。ソフトウェア活用で、提示した資料を用いて生徒にデータ分析をさせたいです。「情報Ⅰ」で扱う内容についてもチェックしていこうと思います。
・日常の何気ない疑問でも、統計調査で面白くなるということがわかりました。また、パソコンの苦手な私でもできたので、今後もう少し勉強をして授業に生かしていきたいと思います。
・データ活用は情報Ⅰの授業内容であるため、来年度も同じような内容であればさらに内容を深めることができ、探究活動もさらに充実したものになると思います。今回の内容を情報Ⅰの授業内容に反映させたいと思います。統計について改めて学ぶことができ、内容を深めることができました。ありがとうございました。
9月12、13日に標記講座を開催しました。
1日目は、問いを大切にした授業づくりやICTの効果的な活用について講義・演習を行いました。
2日目は、大妻女子大学澤井陽介教授をお招きし、午前は「主体的・対話的で深い学びの実現を目指す問題解決的な学習の在り方」と題してご講義いただき、午後は授業案作りの演習を行いました。子供たちの「問い」を大切にした授業改善について学びました。
【講座の内容】
1日目 講義・演習
「主体的・対話的で深い学びの実現を目指す問題解決的な学習の授業改善」
「ICTの効果的な活用」
実践発表「思考力・判断力・表現力等を育てる社会科教育の実践」
2日目 講義・演習
「主体的・対話的で深い学びの実現を目指す問題解決的な学習の在り方」
講師 大妻女子大学 教授 澤井 陽介 氏
【受講者の感想】
・社会科は教科書の扱いなど、分からないところもあり不安でしたが、指導要領を参考に学習内容を身に付けさせればよいと分かりました。先生方から意見も聞けて、参考になりました。ありがとうございました。
・澤井教授のお話から、単元計画の作成と評価方法の考え方について疑問に思っていたことがクリアになりました。
これまで曖昧な評価をしていました。しかし、評価方法を考えていけばおのずと単元の指導計画が決まっていくことがわかりました。演習では、先生方と単元計画を作成でき、非常に楽しかったです。作成した計画をもとに授業したいと思います。
・実践発表を聞いて、社会科は学校外の社会とのつながり、人とのつながりがとても重要だと改めて感じました。大がかりな単元づくりを毎回行うことは難しいですが、社会とつながる仕掛けづくりは模索していかなければならないと思いました。
9月11日(水)に標記講座を開催しました。小学校や中学校、特別支援学校の先生方が受講され、プログラミングの授業づくりについて楽しく学びました。
【講座の内容】
1.講義「小学校段階におけるプログラミング教育の在り方」
講師 弘前大学 教授 上之園 哲也先生
2.発表「自校におけるプログラミング教育」
発表者 弘前市立桔梗野小学校 今 俊幸先生
3.演習「プログラミングツールの演習」
【講座の様子】
【受講者アンケートより】
・とても参考になる素晴らしい講座でした。実践できるというのがとてもよかったです。「ビスケット」は、早速やってみたいです。次年度も本研修講座があれば、また参加したいと思います。
・研修で学んだことについて、今日学級の生徒と一緒に行ってみました。ビスケットとアルゴロジックは大変好評でした。本校の生徒に、コンピュータが日常の生活を便利にしていることに気づかせられるように子ども達と楽しみながら指導していきたいと思います。
・viscuit、Scratch、micro:bitを演習したが、どれもわかりやすく教えていただけて楽しみながらやり方を学ぶことができた。子どもたちに指導するうえで、自分自身がプログラミングの面白さや楽しさを知ることは大切だと感じた。また、どれも子どもたちの創造性や発想力を豊かにするものだったので、演習で行ったもの以外に紹介していただいたものも含めて、実践してみたいと考えた。
・さらに発展した未来を生きる現代の子どもたちにとって、時代を超えて普遍的に求められる「プログラミング的思考」は必要不可欠だと感じた。今回初めて、テキスト型プログラム言語でプログラムを与えた。コンピュータの仕組みを知ったうえで、LEDや信号機を光らせるためにプログラミングをしたが、丁寧に手順を示していただいたおかげで、面白さを感じながらプログラミングすることができた。コンピュータにした指示が正しく伝わるかどうかが、光ったり消えたりと視覚的に体験できると、より意欲や創造性が高まると感じた。
9月6日(金)標記講座を開催しました。県内小学校の先生方11名が受講され、協議や講義、実技を通して授業づくりについて学びを深めていました。
【講座内容】
・協議「体育科の授業実践を振り返って」
・講義・協議「良質な体育科の授業実践を目指して」
・講義・実技「ボール運動系の特性を生かした授業づくり」
(講師) 弘前大学 講師 益川 満治 氏
【講座の様子】
【受講者からの感想】
・ボール運動を通して、すべての児童が満足感を得られるような授業づくりについて学ぶことができました。
・ボールゲームは【ボールを目的地へ移動する⇄阻止する】という目的は同じだという視点や、引き算の原理で組み立てること、ゲームを通して何のためのスキルなのかを価値付けしていくことなど、これまでの常識とは違った授業づくりの視点を教えていただくことができました。
・今まで、ボール運動でゲームを行うためには、必要な技能をしっかり身に付けさせてから実施しなければならないと考え指導計画を立てていましたが、今回の講義で「ゲームの中で必要な動きを指導していく必要がある」という考えを学ぶことができました。
・ボール運動の授業はどうあるべきかを考えることができました。これまでは、型通りの授業を繰り返し行えば良いと思っていましたが、目的をよく考えて学習内容を決めていくことが大切なのだと思いました。
9月12日(木),13日(金)に標記講座が開催され,県内の中学校,特別支援学校から6名の先生方が受講しました。
【講座の内容】
○1日目
1.講義「思考力、判断力、表現力等の育成を図る社会科の授業づくり」
2.講義・演習「ICTを活用した社会科の授業」
3.発表「思考力、判断力、表現力等の育成を図る社会科の授業実践」
深浦町立深浦中学校 教諭 鈴木 行
4.演習・協議「ICTを活用した社会科の授業づくり」
○2日目
1.講義・演習「主体的・対話的で深い学びの実現を目指す問題解決的な学習の在り方」
大妻女子大学 教授 澤井 陽介
【講座の様子】
【受講者の感想】
・自分一人だけでは到達し得ない内容や方向性が大変勉強になりました。また、評価について質問させていただきましたが、澤井先生に返答いただけたことでモヤモヤしていたところが解消されました。
・学習課題を共有し、目的につくまでの過程は生徒に選択させ、協働してまとめに向かうという授業のイメージをつかむことができたと思います。
・本時の授業案を作成する演習では、主体的・対話的で深い学びの視点から、他の受講生の様々な意見を聞くことができたのでとても参考になりました。
・生成A I、ICTの活用については、今後積極的に利用しようと思いました。授業の構成を発問を軸に考えることなどは、特別支援学校でも通ずるところだと感じました。