D08 子供への緊急対応研修講座
9月8日(水)、子供への緊急対応研修講座がオンラインによる非集合型に変更して開催されました。受講者は、小学校4名、中学校7名、高等学校9名、特別支援学校5名、研究員4名、聴講者3名の合計32名でした。八戸児童相談所の山田課長の講義を聴き、児童相談所の機能や児童虐待の実態について理解を深めている様子でした。また、東京家政大学の相馬名誉教授の講義・演習を通して、子供の自殺や自傷行為等の現状や校内体制の構築の仕方について確認するとともに、受講者から提出された具体的な対応事例に対する指導・助言を聴きながら、受講者自身の対応を振り返るよい機会となったようでした。
【研修内容】
講義「子供の安心・安全な生活を支える児童相談所の機能」
八戸児童相談所 子ども相談第二課長 山田 憲子 氏
講義・演習「学校における子供の自殺予防」
東京家政大学 名誉教授 相馬 誠一 氏
【受講者の感想から】
・児童相談所とは、児童虐待の連絡等でつながってはいましたが、実際にどのような取り組みがなされていたり、どのような流れで対応されているのかを知る機会がなかったので、知ることができてよかったです。
・現在、不登校傾向の生徒や自傷行為を行う生徒がいるため、どのような支援をしていけばよいのかが分かりました。
・自殺者の件数や実際の事例を伺い、学校での対応で1件でも件数を減らしていければと思いました。そのためには、早期発見・早期対応の予防が何より大事だと再確認することができました。