C33_中学校技術・家庭科(家庭分野)・高等学校家庭科教育講座
9月7日(火)に標記講座をオンラインで開催しました。5名の受講者と講師の日本災害医学会災害セミナーインストラクター吉川靖之氏がZoomでつながり、防災を取り入れた中高家庭科の授業づくりについて研修を行いました。
【研修内容】・住生活分野における中高家庭科の系統性
・青森県住まい・住まい方読本の活用方法
・防災を取り入れた中高家庭科の授業づくり
(講師)日本災害医学会災害セミナーインストラクター
吉川 靖之 氏
(資料提供)青森県県土整備部建築住宅課
【受講者の感想】
・吉川先生からの様々な問いに対しては、自分が避難場所で生活をするとき、その場でどのような判断をするのかとても迷いました。一人一人の認識の違いでさらに被害が広がり、人に迷惑をかけるのではないかと考えさせられました。この経験を授業にいかし、生徒とともに考えていきたいです。
・家庭科教育の中に防災を考える視点がたくさんあることに気付くことができました。避難用持ち出し袋のことは学習をしても、非常食を使って実際に調理をすることや、個人的な避難用持ち出し品を周囲の人に分け与える行為の捉え方について考えたこともありませんでした。家庭科のどの分野においても防災の視点で考えることができると思いました。
・「青森県住まい・住まい方読本」は青森県の特徴がよく分かり、自分が住んでいる地域の課題を生徒が自分事として捉え、解決方法を探りながら学習していくことができる教材として工夫されているため、ぜひ活用したい。