開催した講座の様子

C42 小学校外国語・外国語活動研修講座

6月15日(火)に、小学校外国語・外国語活動研修講座を開催しました。午前は、単元全体を見通した指導計画の立て方や、歌やスモール・トークを取り入れた授業の進め方、評価などについて、模擬授業や演習等を通して学びました。また、午後は東京学芸大学 教授 粕谷 恭子 氏にオンラインで、講義・演習をしていただきました。言語習得の理論と、実際の子どもの学びを踏まえた指導の在り方について、具体的な事例を示しながらお話しいただき、今後の指導の参考になる多くの学びを得ることができました。

【講座の内容】
 講義・演習「外国語・外国語活動の授業づくり」
 講義・演習「外国語・外国語活動の指導の在り方」

  

【受講者の感想】
・模擬授業が大変参考になった。スモールトークの時に、実際にボールを投げたり、打ったり、体験と結びつける手法はすぐ授業で取り入れていきたい。 また、言語活動の進め方も、大変勉強になった。今後、必要感のある活動を考えていきたいと思った。
・評価について悩んでいたが、実際に評価方法や評価例を見せていただいたので、大変参考になった。授業としてだけの英語ではなく、子どもたちがこれから生活していく中で実際に使える英語が話せるような授業展開を目指して努力していきたい。
・粕谷先生の講義では、具体的な例を数多く提示してもらったので、「使う活動を設定して言葉を身に付けさせる」という指導の考え方のイメージをもつことができた。
・「外国語」は教科であり、子ども達に力を付け、中学校につながるような指導をしなくてはならないというお話を聞き、改めて身の引き締まる思いがした。ひし形の図で示された技能のとらえ方の例がとても分かりやすく、指導の順序性について理解できた。まず英語を繰り返し聞かせるところから始めようと思った。