C17 中学校理科実験講座
6月22日(火)~23日(水)に9名の先生方が受講し,中学校理科実験講座が開催されました。講座の内容は以下の通りです。
1日目 午前 講義 「理科授業改善の視点」
午後 講義・実験「授業で使える観察・実験の工夫(2学年1分野の内容)」
2日目 午前 講義・実験「授業で使える観察・実験の工夫(3学年2分野の内容)」
午後 講義・実験「授業で使える観察・実験の工夫(1学年2分野の内容)」
今年度の講座では,実験,観察において,ICTを活用する体験をし,意見交換しました。先生方のアイディアや工夫が多く出され,実際に体験することで実際の授業におけるICT活用のヒントを得ることができたようです。また,取り上げた実験教材に対する関心が高く,普段の実践にいかしたいというアンケート記述が多く寄せられました。



・実験については、どれも教師自身も楽しめるものが多く、授業実践する場合には熱心に作業に取り組む生徒の姿が目に浮かびます。教材のカタログに掲載されている商品は高価なものが多く、「試しに購入」ということもなかなか難しため、こういった身の回りにあるもので代用できる教材などが知れると、指導の幅が広がります。
・演習が多く、すぐに実践に使えそうなものばかりであったのでたいへん役に立った。 今は1学年をもっているので、地層のところを実践してみたいと思った。 来年度もできれば評価に関しての話を聞ければよいと思う。
・学習状況調査の結果も、どうしても担当学年でなければきちんと時間をとって分析する、ということが少ないので、最近の傾向や同じ年度の生徒を追ったデータなど、とても参考になりました。
・実験の方法だけでなく、全国調査や県学習状況調査、昨年度の入試問題など様々な結果から生徒の実態把握ができ、今後力を入れて押さえなければならない内容を確認することができた。 また、新学習指導要領の評価についても悩んでいたので、これからは単元の評価基準をしっかりと作成し、本校の生徒の評価に生かしていきたい。 今すぐに現場で生かせることを学ぶ事ができました。本当にありがとうございました。