C50農業教育指導者講座
7月8日(木)、9日(金)の二日間、農業教育指導者講座を開催しました。
一日目は、県農林水産部農林水産政策課の石川邦彦主幹と県立五所川原農林高等学校の工藤清寿校長から、本県農林水産業の現状や施策、農業教育についてご教授いただき、教師の指導力向上と農業教員の在り方を考えることができる内容でした。また、農業教育における1人1台端末のタブレットPC活用について演習を行いました。
二日目は、地方独立行政法人青森県産業技術センターりんご研究所とオンラインで接続し、品種開発部の後藤聡部長より「りんご研究所における地域農業振興への取組み」についてご教授いただきました。その後、弘前市にある株式会社ヒロサキを訪問し、専務取締役の藤村義美氏より「地域農業振興への取組」についてご教授いただきました。講義を通して、農業に関する技術や本県農業の方向性について理解を深めることができました。
【講座の様子】


【受講者の感想】
・県の取組として、あおもり型農泊や冷凍食品産業振興事業など大変興味深い事業が展開されていることを知り、とても参考になった。これらの情報を頭に入れながら、教諭として青森県の人財育成に貢献していきたい。
・教育者自身の生き方や人間性が、教師像に大きく影響するのだと思いました。自分にも生徒にも厳しく、思いやりのある教育者をこれからも目指します。
・今後導入されるGoogleWorkspaceを実際に扱うことができ、様々な活用方法を実践できると感じた。テキストマイニングは課題研究のアンケート調査で是非活用していきたい。
・新品種の開発には、長い年月と労力が必要になり、それ以上にたくさんの人の想いが積み重なってできたものだということを学びました。そういった想いを生徒に伝えることで、実習を大切に扱っていくように指導していきたい。
・商品開発のノウハウ、経営の知識、そして地域の雇用問題まで考えながら事業展開している意識の高さ、アンテナの高さに感銘を受けた。