8月24日~25日の2日間、標記講座を開催しました。
新科目「公共」、学習評価、授業における「問い」、ICTの利活用の4つをテーマに、文部科学省の磯山先生、産業能率大学の皆川先生による講義・演習を通して、今後の地理歴史科公民科の授業づくりの視点について学びました。
講座の主な内容は以下の通りです。
【1日目】
〇講義「資質・能力を育む『公共』の授業づくりに向けて」
(講師)文部科学省初等中等教育局 教科調査官 磯山恭子 先生
〇講義・演習「地理歴史科公民科における学習評価について」
(講師)県総合学校教育センター 指導主事 金子勇太
【2日目】
〇講義・演習「地理歴史科公民科における『問い』のデザイン』
(講師)産業能率大学 准教授 皆川雅樹 先生
〇講義・演習「ICTを活用した授業改善の視点」
(講師)県総合学校教育センター 指導主事 池田晋平




★受講者の感想★
・新しい授業づくりへの不安が少し軽減される2日間だった。今回の学習指導要領の改訂は、生徒の学びにとって「よりよく」するものだと思うので、来年からと言わず、明日からでも学んだことを授業に生かしていきたい。(県立高校 教諭)
・久々に地理歴史科公民科教育講座に出席し、新しい知識の吸収ができたと感じている。昨今の情勢で、他県での研修等に参加できない中、今回のような機会は貴重なものである。新学習指導要領への移行、共通テストの実施など教育の環境が大きく変化する中で、この研修は大変有意義であった。(県立高校 教諭)
・学校にいると、新学習指導要領に対する意識がなかなか高まらないため、今回、研修に参加した。やはり文科省の先生や大学等の先生の話を聞き、自分の授業を見直すことは大切だと思った。(県立高校 教諭)
・ぜひ、すぐにでも自分の授業で生かしたいと思う内容ばかりだった。これまでの自分自身の指導を振り返り、もっとこういう授業をやってみたい!と思うことができた2日間だった。(特別支援学校 教諭)
・教科指導の専門性がないことで、日々困っていたが、少し答えが見つかった感じがした。生徒の障害の実態を考慮しながらも、生徒がワクワクしながら授業に参加することができるよう、学んだことを生かしたい。(県立特別支援学校 教諭)