開催した講座の様子

D09 今日から始めるいじめ対策研修講座


5月13日(金)、今日から始めるいじめ対策研修講座が開催されました。受講者は、小学校9名、中学校5名、高等学校13名、特別支援学校3名、研究員2名、聴講者2名、合計34名でした。はじめに「いじめについての認識と理解」の講義を聴き、いじめの現状やいじめへの組織的対応について理解を深めました。また、「いじめの理解といじめ防止のための取組」の講義・演習を通して、いじめの法令を理解するとともに、早期発見や未然防止の方法や効果的なアンケートの実施方法ついての理解も深めました。具体的なアンケートの質問項目を考える演習・協議は非常に有意義な時間だったと感じたようです。
【研修内容】
講義「いじめについての認識と理解」
 県教育庁学校教育課生徒指導支援グループ指導主事 砂澤 拓弥
講義・演習「いじめの理解といじめ防止のための取組」
 上越教育大学大学院教授、いじめ・生徒指導研究センター長 高橋 知己

  
 
【受講者からの感想】
・いじめがなぜ早期発見しにくいのか、早期発見するためのアンケートの工夫等、すぐに実践できる内容を知ることができ大変勉強になった。
・初めてのハートフルリーダーの仕事が不安でわからないことばかりだったが、いじめの定義を確認して、いじめの対処の事案の講義を通し、自分がやらなければいけない仕事が分かってきたので、とても良かった。
・高橋先生の講義・演習は、想像以上にとてもおもしろかった。今までは「いじめ対策」と聞くと、重い感じがするしできれば避けたい話題だった。しかし今日の研修で、未然防止と早期発見の捉え方やいじめに対する向き合い方が変わった気がする。「重大事態になる前に、子どもたちを助けたい」という、先生の熱い思いもわかった。そのために、担任としてできること、一教職員としてできることを考え、日々子どもたちに声をかけていきたいと考えた。