開催した講座の様子

D11 今日から始める学級(HR)集団づくり研修講座

7月14日(木)、今日から始める学級(HR)集団づくり研修講座が開催されました。
受講者は、小学校3名、中学校5名、高等学校4名、その他5名の合計17名でした。
実践発表では、弘前市立小沢小学校 教諭 古舘 泰史先生に「教育相談アプローチによる学級経営実践」と題して、対人関係スキルの習得・活用プログラムについて紹介していただきました。実際に受講者がグループ・アプローチをやってみることで、子供の気持ちを体験することができたのではないかと思います。
文教大学 教授 会沢 信彦先生の講義・演習「より良い学級(HR)集団づくり」では、心のピラミッドやアドラー心理学といった教育心理学の視点から、安全・安心感のある学級づくりについて学ぶことができました。会沢先生のお人柄もあり、楽しい雰囲気の講義・演習で、受講者にとって有意義な時間となったようでした。

   
【受講した先生方の感想】
・他者と関わる力の育成を、学活と各教科でリンクさせながら行うという視点が大変興味深かったです。また、対人関係ゲームの実践例をたくさんいただき、参考になりました。私たちも実際にやってみたことで、生徒の気持ちになって取り組むことができ、大変良かったと思います。
・心のピラミッドやアドラー心理学といった教育心理学など、教育心理学の視点のお話で、大変興味深かったです。「学級づくり」は特活的なイメージが強いですが、心のエネルギーを満たすこと、人間の良さ体験など、生徒一人一人の発達が基盤にあるということを再認識しました。生徒指導面、教育相談など、日常に生かせる内容で、あっという間の時間でした。
・会沢先生の講義の内容も大変勉強になるとともに、質問の返答に対する先生の話の広げ方など我々受講者に対する対応自体が素晴らしく、普段の授業への参考になると感じました。