開催した講座の様子

C09 高等学校地理歴史科公民科教育講座

 8月23日(火)、24日(水)、標記講座を開催し、県内各地の高等学校、特別支援学校の13名の先生方が受講しました。新科目「地理総合」や「公共」についての理解を深める講義・演習、ICTを活用した授業づくりの演習を通して、新学習指導要領で求められている「指導と評価の一体化」についての考察を深めました。

 

【講座の内容】

1日目 
 講 義   資質・能力を育む「地理総合」の授業づくり
        講師 文部科学省初等中等教育局 教科調査官 中嶋 則夫 氏

 講義・演習 ICTを活用した授業改善の視点

2日目 
 講 義     主権者を育てる「公共」の授業デザイン

        講師 明治大学文学部 特任教授 藤井 剛 氏

 講義・演習 資質・能力を育む授業づくりに向けて

 
 

【受講者の感想】
・改めて新教育課程の目指すところについて考えることができた。今年度はまだ新課程の科目は担当していないが、来年度からは実際に担当することになると思うので、それに向けてしっかり準備しなければならないと改めて気づかされた。
・新学習指導要領の内容を理解することはとても大切だが、背景には生徒の資質・能力 を育むことを忘れないように今後も授業改善に努めていきたい。
・「教え(すぎ)ない授業」を実践しないといけないのかなということでしょうか。生徒が動く、そして社会に興味・関心をもってもらえるような科目であるように授業をつくりたいです。
授業デザインも重要であるが、教科内で評価方法を話し合い統一することが大事だと感じた。今まで以上に評価を細分化・明確化し、学習後の目指す生徒像につながるような評価方法の構築が必要であると感じた。また、学習内容を精選しながら授業実践を教科内で積み重ねて共有し、改善する取り組みも必要であると感じた。