C13 中・高等学校数学科授業づくり講座
8月23日(火)・24日(水)の2日間、標記講座を開催しました。中・高の19名の先生方が受講され、数学的活動における問題発見・解決の過程をイメージした授業等について研修し、「付けさせたい力」を明確にした授業づくりを学びました。
[講座の内容]
1日目
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講義・演習「問題発見・解決の過程をイメージした授業づくり」
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演習・協議「思考力・判断力・表現力を問う素材(問題)構想」
2日目
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講義・演習「ICTを効果的に活用した数学科の授業づくり」
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発表 「「付けさせたい力」を明確にした授業実践」
(発表者)
弘前市立南中学校 工藤壮史 教諭
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演習・協議「
「付けさせたい力」を明確にした授業実づくり」





[受講者の感想]
・目指す子供の姿、付けたい力は何かというゴールありきで授業の流れを考えることを意識していきたい。
・日常的に考える活動を意識的に取り入れることが大切であり、それが数学的見方、考え方の育成になるので、考える取り組みを積極的に組み込んでいきたい。
・説明責任を考えると、どうしてもペーパーテストや課題の状況に頼りたくなるが、機械的にではなく、授業者でなければ見取れないところを評価できるようにしていきたい。
・教師の発問や授業の工夫次第で生徒は実感を持って様々な問題を取り組むことができるということが分かったので、私自身もICTを有効に活用しながら、生徒が実感できるような発問や授業展開をしていきたい。
・やはりICTを効果的に活用できるというのは、今後必要な資質となってくる。短い時間であっても頻繁に様々なツールに触れる時間を作ることが必要であると感じた。
・中学校の先生からの意見がとても参考になり、付けさせたい力を言語化することで先生方と共通する点が多く自分の方向性が間違ってないと安心できた。