9月15日(木)に標記講座を開催しました。
国立大学法人山形大学学術研究院 教授 野口 徹 氏を講師に招き、「総合的な探究の時間における評価方法・改善の視点」と題した講義していただきました。
野口先生は、全国の高校における「総合的な探究の時間」の事例紹介を通して、探究学習の意義や具体的な評価のポイントをわかりやすく講義してくださいました。
午後の後半は「総合的な探究の時間への取組」と題した協議を行い、各校で実践している総合的な探究の時間の課題について共有しました。【受講者の感想】
・ルーブリックを作成するにあたって、過去の先輩の取組内容を活用して評価規準を作成するという発想は思いつかなかったので参考になった。
・事例紹介されたルーブリック評価について、どのレベルの課題設定を教員側が求めているかを生徒に表しやすいと思った。
・生徒自身が課題を設定し、探究を通じて様々な力を身に付け、それが教科の力にもつながっていくと改めて感じた。
・教員と教員、教員と生徒の自己評価のすりあわせが必要であるという視点が自分に欠けていたので、今後の生徒の評価にいかしていきたい。
・教えすぎない指導の必要性について、なぜ必要か、また、その指導がどう子どもたちの成長に影響していくのかを考えさせられた。
・何のための探究活動なのか、学習のねらいをもう一度確認する必要があると痛感した。