C49 産業教育指導者講座(後期)
9月20日(火)標記講座を開催しました。産業教育を担当している19名の先生方が参加し、単元デザインシートの作成を通して探究型の学びの展開とルーブリックを活用した評価の手法について理解を深めた様子でした。
【講座内容】
「探究する学習のデザイン」
「学習活動の設計と評価」
講師 東北学院大学文学部 教授 稲垣 忠 氏
【講座の様子】
【受講者の感想】
・課題研究も目的思考がなくては作業で終わって深い学びには繋がらない。目的と計画を示すことにより、生徒も具体的なテーマと研究手法を考え、教師も評価がしやすくなる。今後、各教科にこの考えを取り入れ、新しい観点から指導方法を研究し、評価と授業改善を繰り返していきたいと思いました。
・身に付けさせたい力を明確にするために、デザインシートは授業の組み立てに有効であった。カードがあることで大枠で構成を考えられ、使用していないカードを使って違う展開を考えることもできる。学習や評価においても、可視化、言語化する大切さも学んだ。多くの話題や資料の提供もあり大変有意義な研修であった。
・目的意識が非常に重要であること、課題→収集→編集→発信→評価の重要性を改めて感じた。常にプロジェクトミッションを念頭に置いて授業作りをしていこうと思った。デザインシートでは学習活動が目に見えて分かりやすく、また新たな気づきもたくさんあった。学び続けられる人材、チャレンジ精神を育むために活用していきたいです。