11月8日(火)、標記講座を開催し、小学校、特別支援学校の先生方が27名受講、1名が聴講されました。
淑徳大学 准教授 池畑 美恵子 氏 を講師に迎え、「発達支援と教材教具」というテーマで、ご講義いただきました。『感覚と運動の高次化理論』を基に初期の発達段階についてや教材教具の系統性、教授法の整理のポイント等について、実際の教材教具を使用しながら、わかりやすくお話していただきました。
後半の演習では、教材を見たり手にしたりしながら、発達段階を考えた教材教具の活用について考えました。
本講座を通して、子供の発達段階を理解し、発達を促す教材教具の活用についての考え方と実践のポイントを学ぶとともに、明日からの授業づくりのヒントを得る機会となりました。
・子どもの発達の段階をしっかり理解した上で、段階に応じた教材教具を使った指導をしていくことが重要だということがわかった。同じ教材でも提示の仕方を変えることで子どもが身に付けることができる力が変わってくることがわかったので、様々な指導法を実施していきたい。
・発達についての理論が大変勉強になりました。子どもの理解について大切な視点を学ぶことができました。
・発達段階のとらえ方から学ぶことができたため、実際に指導している生徒を思い浮かべながら講義を聞くことができた。たくさんの教材を実際に見たり触れたりすることができ、自分でも製作してみたいと思った。
・宇佐川先生の残してくださった感覚と運動の高次化理論について研修を受けたり、オンラインの宇佐川研にも参加したりして、いろいろ学んできたが、やはり、実際に教材教具を手に取ったり、先生の説明を聞いたりしたことで、今まで学んだことがより深まった。実際に教材作りに取り組みたいと思う。