開催した講座の様子

令和5年度 4月 5月

B03県立学校事務長研修講座

 5月9日(火)県立学校事務長研修講座(前期)が開催され、県立学校の事務長1名が受講しました。午前は本県の教育の現状と教育法規について、午後は公有財産管理事務や学校施設の管理、情報公開・個人情報保護についての講義を聴き、学校事務経営への理解を深められた様子でした。
【研修内容】
「新任教頭・新任事務長に望むこと」 県教育委員会 教育長 和嶋 延寿
「教育法規について」        県教育庁 教職員課
「学校施設の管理について」     県教育庁 学校施設課
「情報公開・個人情報保護について」 県教育庁 職員福利課

    

【受講者の感想】

・教職員の勤務条件等について、4月から職員から質問等もあったため、今日の資料を参考にしたい。

・公有財産管理事務や維持管理の方法について、実務でやっていくことを再確認することができた。

・これまで情報公開開示請求されたことがなかったため、その際は気を付けて手続きを進めようと思った。

B07 生徒指導主任・主事研修講座

 4月27日(木)、生徒指導主任・主事研修講座が開催されました。小学校24名、中学校21名、高等学校8名、特別支援学校11名の合計64名が受講しました。国立教育政策研究所髙橋典久総括研究官の講演「不登校・いじめを生まない魅力ある学校づくりをめざして」では、令和4年度に改訂された生徒指導提要のポイントに触れながら、不登校対策、いじめ対策において、児童生徒を主語に取組を検証する重要性についてお聞きしました。また、新任の生徒指導主任・主事の先生方がこれから各校で取り組むべき課題を確認し、大きく変化し続ける現代社会に、私たち教員が適応していくことが求められていることを学ぶ機会となりました。

【受講者からの感想】
・私自身,初めての生徒指導主任で不安もあったが,髙橋先生の講義を聞いて,日常的に意識するべき校内での動きについて学ぶことができた。
・発達支持的生徒指導の大切さを実感した。 学校にしかできない、発達支持的生徒指導に意識して取り組んでいくことで、教師がかわり、子どもがかわり、不登校やいじめがなくなる。教育活動においての生徒指導が果たす役割や校内の組織的なつながりや校外における関係期間との連携について理解することができた。
・ミドルリーダーとして、生徒指導の視点から組織的で効果的な教育活動の展開について理解することができた。 まずは自分から取り組みを見せることで、学校全体に広げていきたい。

B02 教頭研修講座

 5月9日(火)、教頭研修講座(前期)が開催されました。小学校27名,中学校31名,高等学校18名、特別支援学校4名の合計80名が受講しました。受講された教頭先生方は本県の教育の現状や、教育法規、学校におけるリスクマネジメント、教頭の職務と役割などについて理解を深め、教頭としての学校経営の視点を得た様子でした。
【研修内容】
「新任教頭・新任事務長に望むこと」 県教育委員会 教育長 和嶋 延寿
「教育法規について」        県教育庁 教職員課 
「学校におけるリスクマネジメント」 有限会社 エンカツ社 
                   代表取締役社長 宇於崎 裕美
「教頭の職務と役割」        県総合学校教育センター義務教育課長
                  県立大湊高等学校 校長 千葉 栄美 
                  県総合学校教育センター特別支援教育課長

 

【受講者の感想】
・「教職員の育成が管理職の重要な任務の1つである」の言葉は、これから忘れずに仕事をしたい。
・関係する法令について改めて見直し、理解を深めることができたので、とても有意義であった。
・実際に、模擬記者会見とはいえ、体験することで言葉の選び方や振る舞いなど、普段のトレーニングが必要だと実感した。
・教頭の職務と役割について再確認することができ、明日からの業務に生かしていくことができる内容が大変多く取り上げられていて有効だった。

B01 校長研修講座(前期)

 校長研修講座(前期)が4月26日(水)に開催されました。年度初めの多忙な時期でしたが、識見を高めるため、学校経営及び教育上の今日的課題について研修しました。日程は、以下の通りです。
 ・教育長講話「新任校長に期待する」
 ・講義「学校における情報公開・個人情報保護」
 ・講義「私の学校経営」(校種別)
 ・協議「学校課題への取組」(校種別)

【アンケート記述より】
・校長に求められる資質や能力を再確認することができました。また、教職員の人材育成に向けて、常に先を見ながら、積極的に職員とコミュニケーションを図るように心がけたいと思いました。
・この度の研修の受講目的は、達成できたと感じています。校長としての心構え、判断力、決断力の大切さと、その責任の重大さを改めて再確認することができました。今後の学校経営に、しっかりと取り組んでいきたいと思います。

B15県立学校臨時講師等研修講座Ⅰ

 令和5年4月11日(火)、12日(水)に【B15県立学校臨時講師等研修講座Ⅰ】を実施しました。高等学校では19名、特別支援学校では14名が参加し、「教職員の服務規律について」、「学校安全について」、「生徒理解について」、「情報セキュリティについて」、「特別支援教育について」の講義・演習を通して教職員としての心構えとなる基礎・基本を学びました。また、研修後半からは各分科会において、専門的な知識の習得に励みました。

【受講者の感想】
・学校安全についての講義では、改めて生徒の命を守る責任が教員にあるということ、その重要性に気付きました。
・生徒から信頼を得られる、生徒の困り感に気付いてあげられるような関係を築けるように工夫して関わっていきたい。
・教科指導用のいろいろな教材やテキストがあることが分かりました。特に、生物については自分でも教材を探してみようと思います。
・GoogleWorkspaceを使いこなすには、まず触って使ってみることが大事だと分かりました。
・小さな怪我で保健室に来室した生徒にも丁寧に対応することで、生徒が納得して教室に戻ってくれることが分かりました。
・臨時養護助教諭として、初めてのことばかりで不安なことが多かったのですが、講義や同じ仲間との交流を通して、これから更に頑張っていこうと感じることが
 できました。
・特別支援教育についての講義が大変分かりやすく、理解することができた。グループワークでも皆さん同じ悩みをもっていたことも分かり、皆さんの意見を参考にしたいです。