開催した講座の様子

2023年7月の記事一覧

B17 寄宿舎指導員研修講座

   7月26日(水)に寄宿舎指導員研修講座を開催いたしました。
 今年度は16名の寄宿舎指導員の先生方が受講されました。
 学校教育課主事による教職員の服務についての講義のほか、青森大学 教授 船木昭夫先生を講師に迎え、「身に付けさせたい社会生活力」という内容でご講義いただきました。たくさんの演習を交えながら、ソーシャルスキルズトレーニングについての学びを深めることができました。
 また県立青森聾学校 櫻庭 貴子 先生より「寄宿舎指導員としての私の実践」という内容で、ご発表いただきました。

 

     

 

     

【受講者の感想】
・テーマにある「社会生活力」について具体例を伴った実践演習によって、深く理解でき
 るようにデザインされた内容でした。大変参考になりました。
・ただ話を聞くだけではなく、演習があったので、とても分かりやすく良かったです。
・仕事を続けていく中で、自身の成長と共に周囲の人間との良い関係構築の必要性を感じ 
 ました。
・自分の指導員としての経験を振り返ることができました。辛いことや納得いかないこと
 もあるけれど、やっぱり楽しいしやりがいのある仕事だなと改めて感じました。

C36 技術教育研修講座【エネルギー変換の技術】

7月26日(水)に標記講座を開催しました。技術分野を担当する中学校および特別支援学校の先生方が受講され、技術分野の授業づくりについて学びました。

【講座の内容】

1.講義「技術分野の現状と課題」

2.実習「はんだづけ、TinkerCadの基本操作について」

3.演習「電気機器の設計・製作」
    「生成AIの活用について」

【講座の様子】

  

【受講者の感想】
・指導の個別化、学習の個別化の視点を大切に日々の授業を計画していきたいと感じました。同じ題材で加工する授業であっても、生徒同士が対話しながら参考にできるようにしたり、経済の視点(コストや生産性など)も含めた授業展開は、とっても参考になります。
・今回の研修をもとに、授業をもう一度見直してみたいと思いました。
・消費電力調べなど、生徒たちの身近にあるものが教材になるのだと驚きました。やり方次第で、技術の授業の面白さがもっと広げられると感じました。
・子供たちの発想を、アプリを活用することで具現化できることを発見できてよかったです。夏休み明けの授業でぜひ使ってみたいなぁと思いました。
・いつもありがとうございます。さまざまな情報が大変参考になります。今後もどうぞよろしくお願いいたします。

C08社会科教材開発講座

 7月24日(月)、25日(火)の2日間、標記講座を開催し、5名の先生方が受講しました。実地研修、講義、演習・協議を通して、「社会的な見方・考え方」を働かせる授業づくりについて理解を深めることができました。

 【講座の内容】

1日目 講  義  資質・能力を育む授業づくりに向けて
    実地研修  裁判員制度及び刑事裁判について

          裁判員裁判模擬公判・評議
           講師 青森地方裁判所弘前支部 裁判官 渋谷 俊介

 2日目 講  義  「社会的な見方・考え方」を働かせる授業づくり~法教育を中心に~

            講師 福井大学 教授 橋本 康弘

    演習・協議 「社会的な見方・考え方」を働かせる授業づくり  

【受講者の感想】

・実際に裁判官とコミュニケーションを取りながら、模擬裁判や評議を経験し、知識を積み上げることができた。自分自身の当事者意識の希薄さや事件やニュースの内容の捉え方など意識の低さに気付かされた。具体的な裁判事例を取り扱った授業、裁判官の出前授業、裁判所の見学など、司法の学習を通して、生徒の興味関心を引き出して行きたい。

・司法権について仕組みや制度という側面でしか理解していなかったことが、裁判官の思いや模擬評議を通じて、裁判は「人と人との血の通った営み」であると今更ながら実感しました。今後は、教員としても「自分ごと」として授業に生かすことができると思いました。

・「社会的な見方や考え方」について実際の授業実践や学習指導要領改訂をもとに授業づくりのポイントを教えていただいた。言語活動の充実を今後もより一層意識して指導にあたっていく。

・授業の単元計画の重要性を再認識した。 生徒のあるべき姿、成長させたい部分などを具体的に捉えることで、目標や手立てを考え、授業を形成していくという流れで考えていくことで、より生徒の実態や個性に寄り添ったものにできることに気づかせていただいた。今回の研修を受講できたことは、私の教員としての専門性を高めるための良い機会となった。

・本講座を受講するまでは「見方・考え方」という概念のイメージがぼんやりしていましたが、見方・考え方を活用する授業とは生徒に身につけさせたい資質や能力を使わせるということだと気づきました。また、公共におけるA項目からB項目へのつながりについて自信がなかったのですが、本講座で見方・考え方を働かせるための授業実践を見たり、自分でそのような授業計画を作ることで見通しが立てられるようになりました。

C40 保健授業づくり研修講座

 7月24日(月)に、横浜国立大学 教授 物部博文先生を講師にお迎えし、C40保健授業づくり研修講座を開催しました。物部先生には、保健の授業づくりについて、豊富な実践事例を基に、講義、演習をしていただきました。また、演習では、小中高特それぞれの段階に応じた授業づくりが行われ、皆さん意欲的に取り組んでいました。
【研修内容】
 1 保健における課題と工夫
 2 講義、講義・演習「新学習指導要領に基づいた保健の授業づくり~保健におけ
            るがん教育の進め方~」
            講師 横浜国立大学 教授 物部 博文 先生

      

【受講者の感想】
 ・理論的に子どもたちの興味・関心や思考を揺さぶる方法がわかった気がします。 ただ知識を問うだけでなく、絵を描かせたり、イメージ図を書かせたりする手法が今後現場で活用できそうだと思いました。
 ・「分かったつもりの問題」がとても印象に残った。素朴概念を揺さぶり、「対話活動」を通して理解を深められるような授業の組み立てをしていきたい。また、学習教材や場の設定など、児童生徒がわくわくするような学習を展開していけるようにしたい。
 ・なかなか体育科で集まって、授業内容について考えるということがなかったので良い機会となりました。他の班も含め、今後実践してみたいものばかりでした。

D26校内LAN講座[WindowsServerAD管理]

7月25日(火)標記講座を開催しました。

県立学校6名、聴講者1名の計7名の方が参加されました。
Active Directory(AD)を用いて校内のファイルサーバーを管理する方法について「仮想化技術」を活用し、1台のパソコン上にWindows サーバーとWindows クライアントの画面を並べて実習を中心に学びました。
【講座の内容】
 1章 ユーザー・グループの管理
 2章 アクセス権の設定
 3章 バックアップとリストア

    

【受講者の感想】

・これまでよくわからないままADを利用してユーザの管理等を行っていたが、今回受講してグループの追加や管理、アクセス権の付与の仕方を改めて確認することができた。

・今年度、情報管理や校内LANに関係する委員会に所属したため本研修講座に参加しました。Active Directoryを用いた情報管理について、基本的な構造や操作方法について段階を追って理解することができ、受講の目的を達成することができました。

・サーバー側とクライアント側のどちら側からも体験できたのでよかった。今回は特にサーバーのバックアップ方法とリストアの方法を知りたかったので、一連の流れを体験できたのはとても有意義だった。

・情報の免許を所持しているわけでもなく、パソコンの知識があるわけでもないので、研修を受けて知識をつけたい、とは思うものの研修の参加に対して高いハードルがあるなと感じていました。今回の研修内容は、本校の前任者から引き継いでいた部分もあり、少し楽な気持ちで参加できました。

・受講目的が達成できた。また、聴講にもかかわらず、実際に操作する環境を整えてくださり大変勉強になりました。ありがとうございます。