開催した講座の様子

2021年7月の記事一覧

C12中学校数学科教育講座


 7月1日(木)、21名の先生方を受講者として迎え、標記講座を開催しました。
 最初に、国立教育政策研究所 教育課程調査官 水谷尚人先生が「子どもの資質・能力を育む授業」と題して、改訂された学習指導要領や評価の在り方、数学的活動等の一層の充実等について、全国学力・学習状況調査問題や実際の授業事例を交え、オンライン形式で講義・演習を行いました。その後、むつ市立川内中学校 教諭 田中早苗先生による実践発表をとおして、主体的・対話的で深い学びの視点による授業づくりについて理解を深めました。受講者は田中先生の実践や水谷先生の助言から、今後の授業改善に向けた視点を持ち帰ることができました。
【講座の内容】
講義・演習「子どもの資質・能力を育む授業」 教育課程調査官 水谷尚人先生
発表・協議「「主体的・対話的で深い学び」の視点による授業実践」 むつ市立川内中学校 教諭 田中早苗先生
【受講者の感想】
・今年度から評価の仕方が変わり悩んでいましたが、講義を通してポイントとして意識すればよい点が分かりました。また、定期的に自分のことを振り返り、授業で身に付けさせたい力や目指す生徒像などを意識した指導をしていきたいと思います。
・田中先生の教材研究の熱意に刺激を受けました。構想を持つだけでは何も子どもに還元できないので、実践することの価値の大きさを当然の事ながら再度、強く感じました。
・大学時代に著書を読ませていただいた水谷先生に講義していただき、見出されたものがたくさんありました。今回得たものを生かして日々の授業改善に繋げていきます。