開催した講座の様子

2023年5月の記事一覧

B17教務主任研修講座

5月17日(水)に教務主任研修講座が開催され、小学校21名、中学校26名、高等学校20名、特別支援学校4名の合計71名が受講しました。「教務主任に期待する」「教育活動と教育法規について」の講義の後、校種に分かれて「教務主任の職務について」の講義・協議が行われました。業務の進め方について確認するとともに、それぞれの学校の取組等について情報交換するなど、有意義な時間となったようです。

【講座の内容】

「教務主任に期待する」 県教育庁学校教育課長 嵯峨 弘章

「教育活動と教育法規」 県教育庁教職員課主任指導主事 小倉 民生

「教務主任の職務と役割」 平川市立大坊小学校 教頭 須藤 和貴 

             六ケ所村立泊中学校 教頭 安田 泰輔 

             県立大湊高等学校 教頭 田澤 和康 

             県立弘前第一養護学校 教頭 蝦名 博文

     

【受講者の感想】

・ミドルリーダーとしての心構えを学ぶことができました。教務主任として忙しいと感じるだけではなく、先生方のことをよく見て行動しないといけないと強く感じました。根気を強く持ち、これからも頑張っていこうと思いました。また、法規についてはこれまであまり意識してなかったので、しっかりと覚えていかなければならないと感じました。ありがとうございました。

・「こどもたちのためにあるのかどうかが、その教育活動を取り入れる視点として重要である」ということや、「心理的安全性の確保」という言葉が印象に残った。特に心理的安全性の確保という点については、これまではどちらかというと求める側だったが、教務主任として確保する立場に立ったということを実感した。

・実例を交えての講義だったので、自校で生かせることは何かという視点で講義を受けることができた。 また、グループ協議では、お互いに教務主任としての困り感を共有できたので、心のよりどころになったような気がする。

・具体的な職務についての講義では今まで漠然としてしか意識してなかった教務主任がすべきことについて、しっかりと意識することができました。PDCAのサイクルを大切にしていこうと思いました。また、多くの資料を頂戴し、とても参考になりました。今使っている時間割や週予定のソフトを見直し、より先生方にわかりやすいものにしていきたいと思います。また、協議では同じ教務主任の先生方とお話しすることで改めて仕事の大切さと大変さを実感することができました。様々なやるべきことがありますが、一人だけでやろうとせず、管理職や他の先生方に助けてもらいながら頑張っていこうと思いました。

B03県立学校事務長研修講座

 5月9日(火)県立学校事務長研修講座(前期)が開催され、県立学校の事務長1名が受講しました。午前は本県の教育の現状と教育法規について、午後は公有財産管理事務や学校施設の管理、情報公開・個人情報保護についての講義を聴き、学校事務経営への理解を深められた様子でした。
【研修内容】
「新任教頭・新任事務長に望むこと」 県教育委員会 教育長 和嶋 延寿
「教育法規について」        県教育庁 教職員課
「学校施設の管理について」     県教育庁 学校施設課
「情報公開・個人情報保護について」 県教育庁 職員福利課

    

【受講者の感想】

・教職員の勤務条件等について、4月から職員から質問等もあったため、今日の資料を参考にしたい。

・公有財産管理事務や維持管理の方法について、実務でやっていくことを再確認することができた。

・これまで情報公開開示請求されたことがなかったため、その際は気を付けて手続きを進めようと思った。

B07 生徒指導主任・主事研修講座

 4月27日(木)、生徒指導主任・主事研修講座が開催されました。小学校24名、中学校21名、高等学校8名、特別支援学校11名の合計64名が受講しました。国立教育政策研究所髙橋典久総括研究官の講演「不登校・いじめを生まない魅力ある学校づくりをめざして」では、令和4年度に改訂された生徒指導提要のポイントに触れながら、不登校対策、いじめ対策において、児童生徒を主語に取組を検証する重要性についてお聞きしました。また、新任の生徒指導主任・主事の先生方がこれから各校で取り組むべき課題を確認し、大きく変化し続ける現代社会に、私たち教員が適応していくことが求められていることを学ぶ機会となりました。

【受講者からの感想】
・私自身,初めての生徒指導主任で不安もあったが,髙橋先生の講義を聞いて,日常的に意識するべき校内での動きについて学ぶことができた。
・発達支持的生徒指導の大切さを実感した。 学校にしかできない、発達支持的生徒指導に意識して取り組んでいくことで、教師がかわり、子どもがかわり、不登校やいじめがなくなる。教育活動においての生徒指導が果たす役割や校内の組織的なつながりや校外における関係期間との連携について理解することができた。
・ミドルリーダーとして、生徒指導の視点から組織的で効果的な教育活動の展開について理解することができた。 まずは自分から取り組みを見せることで、学校全体に広げていきたい。

B02 教頭研修講座

 5月9日(火)、教頭研修講座(前期)が開催されました。小学校27名,中学校31名,高等学校18名、特別支援学校4名の合計80名が受講しました。受講された教頭先生方は本県の教育の現状や、教育法規、学校におけるリスクマネジメント、教頭の職務と役割などについて理解を深め、教頭としての学校経営の視点を得た様子でした。
【研修内容】
「新任教頭・新任事務長に望むこと」 県教育委員会 教育長 和嶋 延寿
「教育法規について」        県教育庁 教職員課 
「学校におけるリスクマネジメント」 有限会社 エンカツ社 
                   代表取締役社長 宇於崎 裕美
「教頭の職務と役割」        県総合学校教育センター義務教育課長
                  県立大湊高等学校 校長 千葉 栄美 
                  県総合学校教育センター特別支援教育課長

 

【受講者の感想】
・「教職員の育成が管理職の重要な任務の1つである」の言葉は、これから忘れずに仕事をしたい。
・関係する法令について改めて見直し、理解を深めることができたので、とても有意義であった。
・実際に、模擬記者会見とはいえ、体験することで言葉の選び方や振る舞いなど、普段のトレーニングが必要だと実感した。
・教頭の職務と役割について再確認することができ、明日からの業務に生かしていくことができる内容が大変多く取り上げられていて有効だった。