開催した講座の様子

2022年7月の記事一覧

C27 芸術系教科の資質・能力を育む授業づくり講座

 7月1日(金)芸術系教科の資質・能力を育む授業づくり講座が開催されました。7名の先生方と、校種・科目等をこえて芸術科が育むべき資質・能力について、新学習指導要領を踏まえた講義、題材構想と授業づくりの演習、最後に模擬授業や発表を行いました。
【研修内容】
 1 講義・演習「芸術科が育む資質・能力について」
    講師 県総合学校教育センター 指導主事 伴  貴代
                   指導主事 道川 里奈
 2 演習    「資質・能力を育む授業づくり①」~単元・題材構成の工夫~
 3 演習    「資質・能力を育む授業づくり②」~指導と評価の一体化について~

 

【受講者の感想】
・普段の授業づくりにおいてついついどの教材(楽曲)を使おうか、この教材で何を教えようかと悩んでしまいがちでした。しかし内容の系統表を参考にして、生徒にどんな力を身につけさせたいか、という観点で授業づくりをするとスムーズに授業の組み立てができるようになると学びました。
・今回の講座で学んだ目標作成の仕方や目標と評価の一体化について、今後の学習を計画する際に参考にしていきたいと思った。また、音楽、美術、書道の授業を拝見し、先生方の説明の分かりやすさに感嘆し、何を伝えたいのか簡潔に話すことができるように精進していきたいと思った。

D22 読み書きに困難のある児童生徒への指導・支援研修講座

 7月4日(月)、標記講座を開催しました。
 小学校、中学校、高等学校の先生方が受講しました。
 学びプラネット合同会社 代表 平林 ルミ 氏 を講師として「読み書きに困難のある子どもへのICT活用と合理的配慮」というテーマの下、講義・演習を行いました。講義では、様々な事例をご紹介いただきながら、合理的配慮としてのICT活用の在り方について学びました。
 また、演習を通して、タブレットPC(今回はiPad)を読み書きの道具にする方法について体験的に学ぶとともに、実践のポイントについて分かりやすく教えていただきました。

 
【受講者の感想】
・音声入力や読み上げ機能を使うと読み書きに困り感のある児童も、取り組みやすいと感じた。様々な入力方法の設定の仕方が演習で分かったので、今後学校でも生かしていきたい。
・普段、iPhoneを使用しているが、同じ機能が入っているとは思えない程、今回のタブレットを使用しての研修が充実していた。様々なことに対応できる教材を用意することで、生徒が学びに対して前向きになってくれたらと感じた。
・問題文を読めずに困っている子にkeynoteで音声読み上げできるテストを作りたい。問題文に対する苦手意識がなくなり、達成感を得られると思う。