開催した講座の様子

2022年8月の記事一覧

C36 中学校技術・家庭科教育講座[エネルギー変換]

7月27日(水)に標記講座を開催しました。技術分野を担当する中学校の先生方が受講され、技術分野の授業づくりについて学びました。

【講座の内容】

1.講義「技術分野の現状と課題」

2.実習「エネルギー変換の技術の指導内容と指導計画」

3.演習・協議「電気機器の設計・製作」

【講座の様子】

 

 
   

 

【受講者の感想】

・今までは確かに製作すること自体に重みをおいてきた授業だったが、これからは課題探求型の授業となるので、1年生から発達段階に応じた課題設定を行い、3年生に向けて少しずつ訓練していく必要があると感じた。年間計画も3年間を見据えた計画を立て、これまでの内容を一新する必要があると考えた。

・キットに取り組むことが多いので、勉強になりました。教材への考えをもう一度見直そうと思います。

・普段の授業を行っている時に技術の見方・考え方を生徒に伝えるためにどのような授業を行うべきなのかを知ることができました。とても勉強になりました。ありがとうございました。

・今年はともかく、来年の計画を立てる参考にしたいです。また、ハンダつけなどは、すぐ二学期の実践に活用できます。

B01 校長研修講座(後期)

7月26日(火)、「学校経営及び教育上の今日的課題について講義・協議を通して研修し、校長としての識見と学校組織の経営能力を高める。」ことを目標に、校長研修講座(後期)を開催いたしました。内容は以下の通りでした。

【講座の内容】
 午前 講義 「組織の危機管理対策とリーダーシップのあり方~学校組織の危機管理   
        対応の失敗事例からの教訓~」
        講師 青森中央学院大学 教授 大泉 常長 氏
 午後 講義 「子どもがより良く育つ学校づくり~教師力・学校力の向上を目指して
        ~」
        講師 國學院大學 教授 杉田 洋 氏
 【講座の様子】 
   
【受講者の感想】
 ・危機管理対策について、基本的には「セルフディフェンス」であることを確認しまし
  た。クライシスマネジメントとして、常に最悪の事態を想定して準備を進めておくこ  
  との重要性を改めて確認しました。日頃から、事前に見えるシグナルに対して敏感で
  あることを心掛け、予知予防を意識したマニュアルの見直しを図りたいと思いまし
  た。大変参考になりました。
 ・「組織力を向上させるためには、教員のやる気を引き出すことが大事である」という
  お話が印象的でした。「ドロップアウトしそうな教師を救えるのは校長だけである」
  「伝統は守るだけではない、伝統を新しくつくることも校長の大事な役割」など、た
  くさんのキーワードを示していただきました。今年度後半の学校経営をしつつ、課題
  や目標を明確にしながら、次年度の学校経営ビジョン作成に早めに取りかかりたいと
  思います。

センターセミナーⅠ「不登校児童生徒への支援」

 令和4年7月30日(土)に、FR教育臨床研究所所長の花輪敏男氏をお招きして、センターセミナーⅠ「不登校児童生徒への支援」を開催いたしました。県内各地の市町村から、教育関係者だけでなく、大学生、一般の方々を含む72名の参加となりました。
 セミナーでは、花輪先生が出会った数多くの不登校児童生徒や保護者、教師との事例をもとに、子ども達の自立に向けて、周囲の大人はどのような支援を行えばよいのかを、具体的な言葉や行動で示唆していただきました。セミナー後のアンケートからは、今後の不登校支援への実践について意欲的に書かれている内容が多く寄せられました。
                                
【参加者の声】
不登校対応の生徒が学校に向かうまでの各段階での声がけの仕方が非常に具体的で勉強になりました。沖ではなく、うまく壁を作る声がけ、実践してみます。 ・ 生徒にしてはならない対応を数多くしてきたと、このセミナーから知ることができました。研鑽します。・ 形だけの登校ではなく、自立に向けた支援の延長線上に学校復帰がある、という言葉、とても納得できました。生徒と最も関わりを持てる学級担任として、できることをやっていきたいと思いました。

B17 寄宿舎指導員研修講座

7月27日(水)に寄宿舎指導員研修講座を開催いたしました。今年度は11名の寄宿舎指導員の先生方が受講されました。学校教育課主事による教職員の服務についての講義のほか、青森大学 教授 船木昭夫先生を講師に「身に付けさせたい社会生活力」という内容でご講義いただきました。演習を交えながら、ソーシャルスキルズトレーニングについて学びを深めることができました。
【受講者の感想】
・生徒に身に付けさせたいこと、指導者としての見方・考え方(ほめる・肯定的な捉え 
 方)などとても参考になりました。意識的に実践したいと思います。
・SSTについて詳しく説明を聞き、自分のやっていることが間違っていなかった部分や 
 不足していた部分が具体的にとらえることができました。
・欠点ばかり目についてしまっていたので、まずは良いところやできたところを賞賛する 
 ことを夏休み明けから実践していこうと思いました。