9月14、15日に標記講座を開催しました。
1日目は、単元の課題作りやICTを活用した授業作りについて講義・演習を行いました。
2日目は、大妻女子大学澤井陽介教授をお招きし、午前は「主体的・対話的で深い学びの実現を目指す問題解決的な学習の在り方」と題してご講義いただき、午後は単元構想作りの演習を行いました。子どもたちの「問い」を大切にした授業改善について学びました。
【講座の内容】
1日目 講義・演習
「主体的・対話的で深い学びの実現を目指す問題解決的な学習の授業改善」
「ICTを活用した社会科の授業」
実践発表「思考力・判断力・表現力等を育てる社会科教育の実践」
2日目 講義・演習
「主体的・対話的で深い学びの実現を目指す問題解決的な学習の在り方」
講師 大妻女子大学 教授 澤井 陽介 氏
【受講者の感想】
・今まで社会科で難しいと感じていた単元を見通した学習問題づくりのやり方がよく分かりました。また,子どもに調べさせる,選択を与えるなど,主体的な授業づくりのヒントをたくさん得ることができました。社会科の授業に不安があったのですが,澤井先生のお話を聞いて,今まで挑戦したことがないような授業を作っていきたいと思いました。社会科は楽しいなと思うことができました。
・もともとICTに苦手意識がありましたが、資料を準備したり吟味したりに多大な時間がかかる社会科だからこそ、有効に使ってみたいと改めて思いました。地理院地図の使い方を丁寧に教えてくださり、非常にわかりやすかったです。実際に使ってみます。
・社会科の授業のつくり方や、児童への課題の投げ掛け方について学べたので、大変有意義でした。また、数名で指導計画を立てるのはとても興味深かったです。自分にない発想がたくさんあり、勉強になりました。
9月8日(金)に標記講座を開催しました。小・中・高・特合わせて24名の先生方が参加され、キャリア教育の在り方や学校の教育活動全体を通じたキャリア教育の推進について学びました。
【講座の内容】
講義「いま、なぜキャリア教育なのか?~学校教育におけるキャリア教育の役割~」
(講師)筑波大学人間系
教授 藤田 晃之
演習・協議「キャリア教育への取組」
(講師・助言者)県総合学校教育センター
指導主事 平井 裕
指導主事 長谷川 紘一
指導主事 髙村 裕彦
指導主事 森山 貴史
【受講者からの感想】
・学校の教育活動全体を通じたキャリア教育の推進をしていくために、自校の実態に即した全体計画の見直しの必要性やキャリアパスポートの活用方法について考えることができました。
・普段やっていることが間違っていなかったことを再確認でき、さらに、色々とこれからに生かせそうです。
・様々な校種の方と話をすることができたことはとても勉強になった。校種によって地域との関わり方が違うので、同じやり方はできないと思うが、自分の状況に合わせて関わりを持ち、キャリア教育に活かしてみたいと感じた。
9月4日(月)、5日(火)の2日間、標記講座を開催しました。
1日目は、千葉大学教育学部 鈴木隆司 教授による「気付きの質を高める生活科の授業づくり」と題した講義・演習を行いました。また、階上町立石鉢小学校 柿崎倫子 教諭による「気付きの質を高める生活科の授業」と題した実践発表を行いました。
2日目は、県動物愛護センター 藤本道志 総括主幹による「望ましい動物飼育の在り方」と題した講義・演習を行いました。
【講座の内容】
1日目
講義・演習「気付きの質を高める生活科の授業づくり」
発表「気付きの質を高める生活科の授業」
2日目
講義「身近な素材を通した指導と評価の在り方」
講義「望ましい動物飼育の在り方」
【受講した先生方の感想】
・ものづくりをやって、私自身が楽しめたので、次は子供たちと一緒に楽しみながら作
っていきたい。
・ただおもちゃの作り方を教えるのではなく、考えさせるように誘導したり、ヒントを
与えたりする様子を見て、生活科の正しい教師の姿が見えた。
・自分の学級だったらと考えながら、実践発表を聞いた。一人ずつ「思い出ずかん」を
作るという取組が参考になった。
・子供の視点になって、一から教材を練る大切さと、子供が発想を膨らませることがで
きるように材料をそろえてあげることの必要性を感じた。
・ウサギの重さや感触、生きていることを、実際に触れて感じることができた。子供た
ちにもその機会を設けてあげたいと思った。そのためには、教師が正しい知識をも
ち、子供たちの前で正しく行動する必要があることが分かった。
・タブレット端末を操作して、動画を撮影したり情報を共有したりして、ICTの活用
方法を知ることができて、とても参考になった。
・「活動あって学びなし」という自分の授業を改善したいと思って受講したが、目的を
充分に達成できるような内容だったので、ありがたかった。「遊ばせているだけで、
学びが足りない感じがする。」という疑問を持っていたが、その疑問を解決すること
ができるきっかけを知ることができた。
9月1日(金)に標記研修講座を開催しました。
昨年度に引き続き、講師として東京学芸大学大学院教育学研究科教授の西村圭一氏をお招きし、講義・演習をしていただきました。西村教授による講義・演習では、「探究的な学び」や「統計領域の指導観」など、今後の数学科教育に必要となる知見が数多く得られる構成となっており、熟練されたプレゼンテーション技術も相まって、受講者の
心に残る学びの多い1日となりました。
講義・演習「数学における探究的な学び」
講義・演習「統計教育の充実 ~仮説検定を軸とした数学ⅠABの授業づくり~」
(講師)東京学芸大学大学院 教育学研究科
教授 西村 圭一
演習・協議「数学的に考える活動を意識した授業づくり」
(講師)県総合学校教育センター 高校教育課
指導主事 小関 央高
【受講者の感想】
・「犬の散歩にならないように」という言葉がとても印象に残っております。今までの自分の授業を振り返り、生徒に問いかけ考えてもらう時間を作っても、どうしても話しすぎてしまう自分がいました。生徒に考えてもらったとき、間違えている生徒がいるとうまく反応できないことが多かったのですが、個人で考えた結果に肉付けしていくという考え方で、生徒個人の時間と比較検討する時間をうまく作っていきたいと思いました。
・特別な授業を組むのではなく、普段の授業に少しずつアクセントを加えたり、視点を変えるだけで探究的な活動を盛り込むことができることが分かりました。過去の経験だけで授業をするのではなく、刷新していきたい。
・目線合わせの導入から印象的だった。桁を大きくしたり、もっとも大きい答えにしたり等、生徒に対しても引きつけられそうな題材ですが、この興味を高校数学の題材で同じことができないという話に共感しました。
・具体的な事象の解決をベースにした授業が、生徒にとって実りの多い授業になるのではと感じました。そのためにも、メリハリをもって単元を計画すること、そしてどのように生徒の実態を評価するかをさらに追求していきたいと思いました。
・事前ワークによって自身と同様の悩みを抱えていること、自身も気づかなかった課題を共有できてよかったです。生徒が興味関心を持てるような題材の導入から入り、平均値だけではない様々なデータを活用していく意義、日常生活との関連、外れ値や箱ひげ図への展開などのイメージをもって授業デザインできたと思います。2班の平均値、最頻値、中央値の使い分けの話がとても参考になりました。進度の兼ね合いもありますが、生徒が興味関心をもち、「もっと色々なことを考えたい」と思えるような工夫をしていきたいと感じました。
9月5日(火)、標記講座を開催しました。小・中・高の8名の先生方が受講され、Googleドライブ、GoogleForms、GoogleClassroomなどの操作方法について学びました。
【講座の内容】
Googleドライブの機能と基本操作
Googleアプリの機能と基本操作
GoogleClassroomの活用
【講座の様子】