開催した講座の様子

令和4年度 8月

C25 感性を育む音楽科実践講座

8月19日(金)感性を育む音楽科実践講座が開催されました。前日からの「鑑賞の学びを考える!小学校図工・音楽科講座」と合同開催の講座であり、30名の先生方と校種・科目等をこえて鑑賞から広がるこれからの学びについての講義・演習、資質・能力を育む鑑賞の授業づくりについての協議・演習を行いました。
【研修内容】
 1 講義・演習「感性を育むこれからの資質・能力」
    講師  県総合学校教育センター 指導主事 道川 里奈
 2 講義・演習「鑑賞から広がるこれからの学び」
    講師  武蔵野音楽大学 講師 山崎 正彦
 3 協議・演習「資質・能力を育む鑑賞の授業づくりについて」
    助言者 武蔵野音楽大学 講師 山崎 正彦
        県総合学校教育センター 指導主事 道川 里奈

 

【受講者の感想】
・発問の仕方が大変参考になりました。また、フーガト短調の指導の構成の基本的な考え方のプリントがすぐに使えそうなので、いただけて大変嬉しかったです。 評価に関しては書かせたものだけではなく、授業中に生徒を見取ることが大事だと分かりましたが、「実際はなかなかできていないなぁ」と反省しました。授業中の生徒の声を評価にいかせるように頑張りたいと思います。
・ねらいに沿った教材選択や発問の重要さを感じました。特別支援教育において、児童の実態に合わせて、ねらいをスモールステップとしたり、身体表現を多く取り入れることで、鑑賞の授業を実践できると感じました。

C11 小学校算数科授業づくり講座

816日(火)、37名の先生方を迎え、標記講座を開催しました。
 「深い学びのある授業」をテーマに、午前はタブレット端末を活用した算数科の授業の講義・演習、数学的な見方・考え方を広げる授業に向けた講義・演習を行いました。受講者は、タブレット端末を活用した算数科の効果的な授業の在り方、数学的な見方・考え方の広げ方、指導と評価を一体化させるための授業の在り方について理解を深めていました。
 午後は、深い学びのある授業について、弘前大学の中野博之教授による、講義・演習を行いました。受講者は、中野教授の様々な実践に基づいたお話しや演習を通じて深い学びを体験し、統合的に捉える大切さを実感していました。
【講座の内容】
講義・演習「タブレット端末を活用した算数科の授業」
講義・演習「数学的な見方・考え方を広げる授業」
講義・演習「深い学びのある授業」

【受講者からの感想】
中野先生の講義では、まとめをまず第一に考えてからめあてを設定するというお
 話が参考になった。まとめの言葉は子どもに発見させて子どもの言葉で書くよう
 にすることも2学期は意識したい。

算数の授業において、ICTを活用できていない部分があったので、今回の研修
 で色々な実践例を体験してみて、こんな風に取り入れたいというアイディアが浮
 かんできた。

「数学的な見方・考え方を広げる授業」の講義・演習では、指導と評価のポイン
 トがよく分かった。また、3色紙コップの活用は、子どもたちの思考の段階が見
 える化できて、とてもよいと思った。

B13 食育研修講座

 8月15日(月)6名の先生方が参加され,食育研修講座が開催されました。天候等も心配される中,熱心に食育について研修されていました。今年度から食育調査官に着任された山上 望 調査官の食育に関する最新情報の紹介などを踏まえた講義は,受講者から好評でした。
【受講者の感想】
・特別活動のプランの立て方や、食育の必要性、実際などがわかりやすく、今後の指導に活かすことができそうです。 栄養教諭にタブレットが配布されていないので、ICTの校内研修にも参加できませんでしたが、タブレットを使って研修できていいと思いました。
・今まで自分になかった視点を持つことができ、また、実践に活かせるような教材についても知ることができました。他の学校の先生や栄養教諭の先生のアイディアから、自分の実践の改善のヒントとなるような学びがありました。大変勉強になりました。ありがとうございました。