9月24日(金)に、中学校英語指導法研修講座を開催しました。午前の講義・演習では、県立高校入試の分析結果から見える本県生徒の課題を確認するとともに、その課題解決に向けた授業改善の方策について考えました。また、午後は 文部科学省初等中等教育局外国語教育推進室 教科調査官 山田 誠志 氏に、講義・演習をしていただきました。学習指導要領における指導の考え方を解説いただくとともに、評価について、具体的に事例を提示しながら分かりやすく説明していただき、大変多くの学びを得ることができました。
【講座の内容】
講義・演習「中学校英語における課題と改善の方向性」
講義・演習「中学校英語教師に求められる役割」
【受講者の感想】
・県立高校入試について、3年生を長く担当していなかったこともあり、あまり深く分析をしてこなかったと反省した。他の学校の先生方とも高校入試について話し、いろいろな考えを聞くことができたので、今後に生かしていきたい。 評価について、3観点のうち「思考・判断・表現」と「主体的に学習に取り組む態度」の評価の在り方や考え方を事例を交えて細かく知ることができた。今まさに戸惑っていることであったので、具体的に知ることができてよかった。
・県立高校入試の分析はとても分かりやすく、今後の指導の参考になった。複数の文法が含まれる文など、やや複雑な内容にも対応できる力を身につけさせたい。 午後の講義も「思考・判断・表現」での評価の仕方など、具体的な話を聞くことができ大変参考になった。
・県立高校入試についての分析について、改めて授業でどのように英語を習得させるか、授業づくりの改善をしなければならないと強く考えました。また、山田教科調査官の講義・演習から言語活動を通して「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」が一体的に育成されるというお話があり、その評価基準を明確にできるように日々の授業を組み立てていくことが大事だと理解した。まずは生徒が目的・場面・状況に合わせて表現できるようにすることを心がけていきたい。