開催した講座の様子

2022年8月の記事一覧

D12 今日から始めるグループ・アプローチ研修講座

8月17日(木)にD12今日から始めるグループ・アプローチ研修講座を開催しました。豊岡短期大学教授 鈴木由美 先生による講義・演習では、「zoom」や「魔女のプレゼント」など様々なグループ・アプローチのプログラムを紹介していただき、教師一人一人が児童生徒の視点で活動することができました。受講者から寄せられたアンケートには、すぐに子ども達に実践できた声をいただきました。
【受講者アンケートより】(一部抜粋)
・子供同士の良好な人間関係づくりの手法を具体的に教えていただきました。一緒に働く先生方にぜひ講座を受けてほしいと思いました。「楽しくないと学校に来ない」厳しいだけではなく、楽しさ、遊びを取り入れた学級運営をしていきたいと思います。
・体験させていただいたグループワークを、2日後にあった登校日に早速やってみました。 バラじゃんの説明をしている途中、「ご飯、肉」と書いたところで、子どもから「焼肉?」とつぶやきが聞こえたので、「焼肉ドン!」でやることにしました。準備物がなく、すぐにできて、頭も使って、声も出してて…と久々の学校にはとてもよいグループアプローチでした。
・いじめや不登校の未然防止には、良好な人間関係の形成・学級づくりなど、総合的に取り組んでいくことが大切であることを学ぶことができた。 

D32 小学校プログラミング教育研修講座

825日(木)に標記講座を開催しました。小学校や特別支援学校の先生方が受講され、プログラミングの授業づくりについて学びました。

【講座の内容】

1.講義「小学校段階におけるプログラミング教育の在り方」

  講師 国立大学法人電気通信大学 准教授 高木 正則先生

2.発表「自校におけるプログラミング教育」

  発表者 六ヶ所村立千歳平小学校 横濵 和也先生

3.演習「プログラミングツールの演習」

【講座の様子】

 

 
   

【受講者の感想】

・この講義を聴く前までは、プログラミング教育に全く自信がない、しかし、目の前にいる児童達にやらなければいけないという葛藤がありました。実際に講義を受けて、自分自身が楽しみながら行うことが大事ということをおっしゃっておりました。教材の紹介もあったので、すぐに取り入れて児童達にも楽しみながら学ぶ環境を作りたいと感じました。

・発表者の方が、大変謙虚な方で、私と同じ目線に立ってくれているようなお話で、やってみようという気持ちになった。まずは、今回学んだ教材を時間があるときにいじることからやっていこうと思う。

・演習の時間が足りなく感じるほど、大変内容が盛り沢山であったが、その分、実際にビスケットやスクラッチ、マイクロビットに触れながら演習を通して学ぶことができたことが、この演習の一番の収穫であった。また、様々なプログラミングコンテンツ等を知ることができたので、自校でも紹介して活用を図っていきたい。

・講座の目標である、プログラミング教育への理解と、技能・指導力の向上に大いに結びついた。昨年度に引き続き、本研修講座に参加したが、自分自身を更にアップデートできる内容だったことに大変満足している。特に、プログラミングツールの演習については、時間の都合で急ぎ足な所もあったので、もっと時間が欲しいと感じた。次年度の希望としては、講義よりも演習の時間を更に長く設定していただけたらと思う。

・自分の未熟さ故に、講義や演習の成果を十分にものにできたかは分からないが、少なくとも受講前よりもICT、プログラミング教育の取り組みに対する危機感を強めるとともに、自分の知識・スキルともに高まったと思う。率直に、もっと学びたい。ありがとうございました。


B02 教頭研修講座

 8月29日(月)に教頭研修講座(後期)が開催されました。午前は「学校組織におけるマネジメント」と題しての講義、午後は「戦略マップ」という3年間を見通したマネジメントプランニングを作成しての協議・発表を行い、研修内容を深めることができました。

【研修内容】
 講義・演習・協議「学校組織を活性化させるためのマネジメント」
 (講師)兵庫教育大学大学院 特任教授 浅野良一

  

【受講者の感想】
・本校の実態に応じたマネジメントのイメージを持つことができた。
・目指す生徒像・学校像を明確にし、校長のリーダ―シップの下、教職員が情報を共有して取り組むことが大事であると感じた。
・自校の弱みと強みを日頃から頭の中で整理しておくように努めることが、学校をマネジメントしていく立場の者として大切だと強く心に刻むことができた。




B03 県立学校事務長研修講座

8月29日(月)県立学校事務長研修講座(後期)が開催され、県立学校の事務長9名が受講しました。事務長の職務と役割についての講義を聞き、学校事務室経営について協議を行いました。各学校の状況を共有することで、諸課題への解決へ向けた方策を探られた様子でした。
【研修内容】
講義「事務長の職務と役割について」
  講師  県立三本木高等学校 事務長 齋藤 慶仁
協議「学校事務室経営について」
  助言者 県立三本木高等学校 事務長 齋藤 慶仁
  助言者 県立七戸養護学校  事務長 工藤 東輔

 

【受講者の感想】

・先輩事務長が心がけていることや実践していることを聞くことができ、大変参考になった。

・日頃話せないこともこの講座で情報交換することにより、事務長職としてどうあるべきかが少し見えてきた。

・各校の事務長の考え方や事務室内、学校内のより良い環境づくりや雰囲気づくりを聞き、今後の参考にしたい。

B09校内研修担当者研修講座(後期)

8月19日(金)標記講座を開催しました。
甲南女子大学村川雅弘教授を講師に招いて、講義・演習を行いました。
校内研修でのワークショップ型の協議会のもち方やグルーピングの仕方などの
具体的な研修方法や、カリキュラムマネジメントの視点で校内研修を見直し、
次年度の計画を作成していく方法など、校内研修を活性化するための多くの方法を学びました。
【講座の内容】
 講義・演習「カリキュラムマネジメントと校内研修」
 演習・協議「校内研修プランの見直し」
   
   
【受講者の感想】
・今日の講義を受けて、受容的な関係があるからこそ主体的、対話的で深い学びを育成していくことができると改めて学ぶことができました。そのためには、横断的な視点で教科を見直し、組織的に配列していく必要があることも再確認できました。学級でも校内研修でもワークショップ型のいろいろな方法を使って、再度挑戦していきたいと思いました。
・教員の意識が変わる校内研修を実施していかなければならないと改めて感じました。そして、生徒の好ましい成長のためには教員の学ぶ力が必要であり、これからも私だけでなく教員全員がやりたいと思えるような研修を計画・実施してきたいと思いました。特に、生徒を校内研修に巻き込む実践を取り入れてみたいと思いました。
・冒頭の「カリキュラム・マネジメントとは目標と方法のベクトルを揃えることである」という言葉が非常に印象に残り、頭がスッキリしました。校内研修を進めるに当たってたくさんのアイディアを頂き、お話をききながらやってみたいことがたくさん出てきました。様々なことにトライし、自分自身でKPT法等を用いて振り返ってみたいと思います。