開催した講座の様子

2021年7月の記事一覧

C05 主体的・対話的で深い学びを実現する国語科言語活動実践力アップ講座

7月1日(木)、2日(金)の2日間、主体的・対話的で深い学びを実現する国語科「言語活動」実践力アップ講座が開催されました。受講された先生は、2日間の研修でたくさんの言語活動例に触れ、付けたい力に応じた言語活動の在り方について考え、授業改善の視点を広げることができました。また2日目は、講師にデーリー東北新聞社の粒来和成さん、青山友子さんをお招きし、「実生活で生きる言語能力」に関して御講義いただきました。粒来さんからは新聞記者という記事を書く立場からの言葉に対しての考え方や記事を書くための視点等を教えていただきました。、青山さんからは全国15社の地方紙を使っての一枚の新聞づくり「まわしよみ新聞」の演習を通して、新聞を読むことの楽しさや新聞を通して生まれる対話の楽しさを教えていただきました。

  
【受講者の感想】
・演習で多くの言語活動に触れ、指導の可能性が広がったと感じた。タブレット活用も取り入れていきたい。
・言葉を使った表現を専門としている新聞記者の生の声には説得力がありました。教材として新聞を活用することの魅力や効果を実感しました。
・校種別の言語活動のモデルづくりや実践例を知ることができて勉強になりました。
【講座内容】
1 講義(主体的・対話的で深い学びを実現する言語活動の実践)
2 講義(子どもの成長に応じた言語活動の実践)
3 演習(言語活動のモデルづくり[話すこと・聞くこと])
4 講義・演習(実生活で生きる言語能力)
  講師 デーリー東北新聞社 論説副委員長  粒来 和成  様
               読者コミュニケーション部次長  青山 友子 様
5 演習(言語活動のモデルづくり[書くこと])

C12中学校数学科教育講座


 7月1日(木)、21名の先生方を受講者として迎え、標記講座を開催しました。
 最初に、国立教育政策研究所 教育課程調査官 水谷尚人先生が「子どもの資質・能力を育む授業」と題して、改訂された学習指導要領や評価の在り方、数学的活動等の一層の充実等について、全国学力・学習状況調査問題や実際の授業事例を交え、オンライン形式で講義・演習を行いました。その後、むつ市立川内中学校 教諭 田中早苗先生による実践発表をとおして、主体的・対話的で深い学びの視点による授業づくりについて理解を深めました。受講者は田中先生の実践や水谷先生の助言から、今後の授業改善に向けた視点を持ち帰ることができました。
【講座の内容】
講義・演習「子どもの資質・能力を育む授業」 教育課程調査官 水谷尚人先生
発表・協議「「主体的・対話的で深い学び」の視点による授業実践」 むつ市立川内中学校 教諭 田中早苗先生
【受講者の感想】
・今年度から評価の仕方が変わり悩んでいましたが、講義を通してポイントとして意識すればよい点が分かりました。また、定期的に自分のことを振り返り、授業で身に付けさせたい力や目指す生徒像などを意識した指導をしていきたいと思います。
・田中先生の教材研究の熱意に刺激を受けました。構想を持つだけでは何も子どもに還元できないので、実践することの価値の大きさを当然の事ながら再度、強く感じました。
・大学時代に著書を読ませていただいた水谷先生に講義していただき、見出されたものがたくさんありました。今回得たものを生かして日々の授業改善に繋げていきます。