開催した講座の様子

令和4年度 9月

C06考える力を高める小学校社会科教育講座

9月15、16日に標記講座を開催しました。
1日目は、単元の課題作りやICTを活用した授業作りについて講義・演習を行いました。
2日目は、大妻女子大学澤井陽介教授をお招きし、午前は「主体的・対話的で深い学びの実現を目指す問題解決的な学習の在り方」と題してご講義いただき、午後は単元構想作りの演習を行いました。子どもたちの「問い」を大切にした授業改善について学びました。
【講座の内容】
 1日目 講義・演習
     「主体的・対話的で深い学びの実現を目指す問題解決的な学習の授業改善」
     「ICTを活用した社会科の授業」
     実践発表「思考力・判断力・表現力等を育てる社会科教育の実践」
 2日目 講義・演習
     「主体的・対話的で深い学びの実現を目指す問題解決的な学習の在り方」
     講師 大妻女子大学 教授 澤井 陽介 氏
   
  


【受講者の感想】
・子どもの疑問やつぶやきから学習計画をつくっていくことの大切さを実感しました。ホワイトボードでのグループ演習では、様々な先生方の意見を取り入れながら資料を選定して、一つの単元計画を作り出し、とても参考になりました。
・これからの社会科の授業では、「一人でも多くの子どもが興味をもつ資料を準備すること」「一単位時間は不完全でもいいから、子どもを信じてハンドルを子ども達に渡していくこと」の2つを意識していきたいです。そうすることで、単発的な興味関心ではなく、今求められている、自分で問題意識をもち、予想し、学習計画を立て、追究し、試行錯誤しながらまとめていく、そういった長い興味関心を子どもの中に醸成していくことが可能なのだと思いました。
・指導の仕方から評価の仕方まで、総括的、具体的に社会科のことを学ぶことができ、貴重な経験になりました。講義をしてくださった講師の方々からは、社会に対する熱意が伝わってきて、大変刺激になりました。できるところからすぐ実践していきます。

D04 教育活動全体をつなぐキャリア教育研修講座

 9月9日(金)にD04 教育活動全体をつなぐキャリア教育研修講座が行われました。講師に筑波大学人間系の藤田晃之教授を迎え、これまでのキャリア教育の流れをふまえ、今の学校教育におけるキャリア教育の考え方・進め方について、御講義いただきました。後半は、校種を交えたグループで演習・協議を行い、自校のキャリア教育を振り返り、どう改善していけばよいかを考えました。
【講座の内容】
 講義「いま、なぜキャリア教育なのか? ~学校教育におけるキャリア教育の役割~」
   (講師)筑波大学人間系 教授 藤田 晃之
 演習・協議「キャリア教育への取組」
  
【受講者の感想】
・藤田先生の御講義全般を通して、様々な教育場面において、「なぜ、何のために?」を教師自身が自分なりの答えをもっていなくてはならないのだと感じました。 また、「目の前の児童生徒にとって」ということもキーワードだったと思います。 目の前の児童生徒にとって必要なこと、届く言葉を厳選しながら、全教育活動の中に隠されている宝物(キャリア教育)を意識的に探っていこうと思いました。
・キャリア教育がハードルの高いものに感じられ、実際に何をしていけばよいのかが曖昧でした。しかし、今回の研修で自分ができるキャリア教育の在り方がわかりました。また、他校種の先生方との演習も、現実的な情報交換ができ、非常に参考になりました。研修に参加できて良かったです。
・今学んでいることが自分の将来とどのように関連しているのかを意識させることの重要性を理解しました。今まで自分で意識しなかったことだったので、折に触れてそのような視点で授業を実践していきたいと思いました。
・教育活動全体の要であることの説明がとても分かりやすかったです。特別支援学校においても、学び続ける生徒を育てていきたいと改めて思いました。具体的に授業の中での生徒への問いかけ方を示してくださり大変分かりやすかったです。

C24 気付きの質を高める小学校生活科講座

 9月8日(木)、9日(金)の2日間、標記講座を開催しました。 
 1日目は、千葉大学教育学部 鈴木隆司 教授による「気付きの質を高める生活科の授業づくり」と題した講義・演習を行いました。
また、五所川原市立中央小学校 高橋啓子 教諭による「気付きの質を高める生活科の授業」と題した実践発表を行いました。
 2日目は、県動物愛護センター 横山孝仁 総括主幹による「望ましい動物飼育の在り方」と題した講義・演習を行いました。 
【講座の内容】
1日目
講義・演習「気付きの質を高める生活科の授業づくり」
発表「気付きの質を高める生活科の授業」
2日目

講義「身近な素材を通した指導と評価の在り方」
講義「望ましい動物飼育の在り方」




【受講した先生方の感想】
・たくさん物作りをすることができ、とても楽しく講義を受けることができました。
・いつも生活科の授業をどう進めたら良いか悩んでいましたが、今回の研修で、子供たちから「やってみたい!」と言わせることができるよう、教師の方で教材作りや発問の仕方などをしっかり準備しておかなければいけないと改めて感じました。
・これまでは、子供たちが何かに気付いた段階で良しとしていたことが多かったですが、実感情報を表出させたり、子供たちの気付きを想定しておいたりすることが大切であるということが分かりました。
・動物の飼育や触れ合いの機会をもつことがなかなかなかったのですが、この講義・演習を通して、ぜひ子供たちに動物飼育・触れ合いの体験をさせたいと思いました。
・受講前は、分からないことばかりで、不安なことがたくさんありましたが、講座を通して、気付きの質を高め、深い学びのある生活科の授業を展開するために意識すべき点について、たくさん学ぶことができました。

D29 はじめてのGoogleWorkspace[iPad編]

9月5日(月)標記講座を開催しました。中・高・特の12名の先生方が受講されました。PCを先生役、iPadを生徒役とし、両方の画面を操作しながら、GoogleWorkspaceの活用法について学びました。

【講座内容】
・Googleドライブの機能と基本操作

・GoogleFormsの機能と基本操作
・GoogleClassroomの機能と基本操作

【講座の様子】
  
   

GoogleWorkspaceを活用しようとしても、生徒のiPadでどのように見えているかや操作の手順がわからず、指導に苦労していました。今回、実際に教員側と生徒側を両方体験することができて、今後指導する際のイメージがつかめたように思います。ありがとうございました。

・在籍校では、生徒全員にタブレットが配付されており、Googleでの様々な活用方法が必要とされております。Classroomでの課題作成やFormsを使ってのアンケートなど、今後の指導にぜひ活用できる内容ばかりでした。今まで基本操作を理解することができなかったのですが、今回の研修で学ぶことができ、今後活用できると思います。本当にありがとうございました。

・ドライブ、フォーム、クラスルームの機能と基本操作について理解できました。今までは我流で取り組んでいましたが、しっかりと基礎を教えていただき納得しながら研修を受けることができました。説明がとても分かりやすかったです。準備等、ありがとうございました。

Google Classroomの活用の説明がかけ足気味だった用に感じる。午後の時間を30分でも延ばして、ゆっくり説明していただきたかった。Google Classroomの活用については、今回の内容を参考にして実践したい。

・仕組みややり方は理解できたが、新たな課題(実際の業務と照らし合わせて、テストや課題、担任業務だけでなく、全校生徒を対象としたアンケートの場合や、職員会議資料の訂正など)で考えていきたいと思う。

D30 はじめてのGoogleWorkspace[Chromebook編]

9月5日(月)、標記講座を開催しました。小・中・高の15名の先生方が受講され、Googleドライブ、GoogleForms、GoogleClassroomなどの操作方法について学びました。

【講座の内容】
Googleドライブの機能と基本操作
Googleアプリの機能と基本操作
GoogleClassroomの活用

【講座の様子】
  

【受講者の感想】
・Chromebookの基本的な使い方を習得することができました。これまで知らなかった技術も身に付けることができ、大きな収穫となりました。早速、学校現場で生かしていきたいです。ドキュメントの「提案」機能、フォームのグリット機能については、特に勉強になりました。ありがとうございました。
・Chromebookを活用しないといけないと思いつつ、なかなか活用できない状況でした。授業で活用できそうなことを教えていただき、さっそく使ってみようと思います。また、授業だけではなく、校務など幅広く活用できそうだと思ったので、わかったことを学校に戻ったら、他の先生方に伝達していきたいと思います。
・児童側の操作、教師側の操作と両方を同時に体験することで、Googleのいろいろな機能、基本操作についてとてもわかりやすかったです。
・日頃、わからないことがあるたびに周りの人に聞いたり、わからなすぎてスルーしたりしていたところを解決することができました。