開催した講座の様子

C44 中学校英語授業づくり研修講座

 10月12日(火)に、中学校英語授業づくり研修講座を開催しました。午前の講義・演習では、学習指導要領の改訂に伴い、新たに指導項目に加わった仮定法や現在完了進行形、感嘆文の指導を模擬授業形式で体験していただきました。また、午前の発表では、八戸市立白銀南中学校 教諭 西村 章華 氏に、「即興で話すことができる生徒の育成に向けて」と題して、実践を紹介していただきました。午後の講義・演習では、信州大学学術研究院 教授 酒井 英樹 氏に、教科書を活用した授業の進め方について、実際に教科書を使いながら演習していただき、大変多くの学びを得ることができました。

【講座の内容】
 講義・演習「英語の授業改善の視点」
 発表「即興で話すことができる生徒の育成に向けて」
 講義・演習「子どもの資質・能力を高める授業づくり」
 
  
 
 
 
 

 
【受講者の感想】
・話すこと、聞くこと、読むこと、ICTの活用について様々なことを学ぶことができた。これまでの自分の授業を振り返り、「読むこと」について、要点を捉えさせる指導をしっかりと行っていなかったと反省した。今後、講義で学んだことを活かしながら日々の授業で、「読むこと」の指導にあたりたい。
・教科書の扱い方や、リーディング指導に焦点を当てた講義を聞くことができ、今後の授業デザインのイメージが膨らんだ。また、「話すこと(やりとり)」に関する研究について話を聞くことができ、多くの示唆を得ることができた。
・授業の中で教師と生徒、生徒間のやり取りを十分に取り入れることが大事だと思った。即興で話したり、本文を自分の力で読んだりすることのできる生徒の育成を目指して、聞くこと・読むことを中心に指導していきたい。