開催した講座の様子

令和3年度 8月

D12 今日から始めるグループ・アプローチ研修講座

8月18日(水)、「今日から始めるグループ・アプローチ研修講座」を開催しました。講師である聖徳大学鈴木由美教授は、新型コロナウイルス感染防止のため、オンラインによる講座形式となりました。

 集団内でのより良い関係づくりを目指すグループ・アプローチの講義・演習を通して、子供同士のコミュニケーション能力向上のため、教師自身が児童生徒の視点に立って研修に取り組みました。

 タブレットを活用したグループ・アプローチにも挑戦しました。事前準備や操作性など、まだ課題もありますが、今後の可能性を感じることができる内容でした。

【受講者の感想】

・ラッキー7や間違い探し等の対人関係ゲームを実際に行い、参加者との距離が近くなったことを肌で感じました。どちらも準備も簡単なので、早速実践したいと感じた。

・集団における自らの存在意義、自己を肯定的に捉えるために、湖南会の演習で取り組んだゲームや手法はとても効果的であると感じた。

・グループ・アプローチ集に載っている対人ゲームを実際にやって、研修参加者と懇談する機会が欲しいと思った。経験者の成功談や失敗談を聞きたかった。

・コロナ禍において、グループ・アプローチは実践しにくいと感じていましたが、タブレットを活用したやり方をお聞きし、時代の進化に驚いた。

・口頭で発表が困難な子供にも、書いた内容をタブレット経由することで他の人にリアルタイムで瞬時に伝えるなど、活用方法を模索してみたいと思った。

C41 体育授業ICT利活用研修講座

 8月17日(火)体育授業ICT利活用研修講座を開催し、県内の小学校・中学校・高等学校の先生23名が参加しました。
 講師に 東京学芸大学 准教授 鈴木直樹 氏をお迎えし、「体育における主体的・対話的で深い学びを支えるICTの利活用」というテーマで御講義・実技を実施しました。
 オンラインでの開催となりましたが、体育におけるICT機器の利活用の考え方やポイント、実践事例を基にわかりやすくお話しいただきました。また、実技では、VRを使った運動感覚を掴む体験やハートレートモニターを使用した実践など、実体験として学ぶことができました。
 参加者からは、ICTの利活用の仕方や有効性、将来性について学びを深めている様子でした。

【講義・実技】 「体育における主体的・対話的で深い学びを支えるICTの利活用」

   
【受講者の感想】
・保健体育におけるICTの有効性を改めて理解することができた。また、最先端のICTの
 利活用について学び、VRを体験できたことも大変貴重であった。様々なアプリがある
 ので、目的に合わせて、これから活用できるよう、もっと勉強してきたい。
・体育においてICTを使う意図をしっかりともって授業に臨む必要性を強く感じました。
 タブレットやソフトありきで使うのではなく,「何のために」という目的意識をもって
 活用したいと思いました。新しい技術を踏まえたソフトをどのように導入し,新たな視
 点をもって授業を構築していくか,日々の情報収集も大切だと思います。
・アプリの活用方法の工夫で対話を生む主体的な学びにつながることがわかりました。実
 践で使えるアプリを紹介していただきとても参考になりました。