開催した講座の様子

令和4年度 9月

D04 教育活動全体をつなぐキャリア教育研修講座

 9月9日(金)にD04 教育活動全体をつなぐキャリア教育研修講座が行われました。講師に筑波大学人間系の藤田晃之教授を迎え、これまでのキャリア教育の流れをふまえ、今の学校教育におけるキャリア教育の考え方・進め方について、御講義いただきました。後半は、校種を交えたグループで演習・協議を行い、自校のキャリア教育を振り返り、どう改善していけばよいかを考えました。
【講座の内容】
 講義「いま、なぜキャリア教育なのか? ~学校教育におけるキャリア教育の役割~」
   (講師)筑波大学人間系 教授 藤田 晃之
 演習・協議「キャリア教育への取組」
  
【受講者の感想】
・藤田先生の御講義全般を通して、様々な教育場面において、「なぜ、何のために?」を教師自身が自分なりの答えをもっていなくてはならないのだと感じました。 また、「目の前の児童生徒にとって」ということもキーワードだったと思います。 目の前の児童生徒にとって必要なこと、届く言葉を厳選しながら、全教育活動の中に隠されている宝物(キャリア教育)を意識的に探っていこうと思いました。
・キャリア教育がハードルの高いものに感じられ、実際に何をしていけばよいのかが曖昧でした。しかし、今回の研修で自分ができるキャリア教育の在り方がわかりました。また、他校種の先生方との演習も、現実的な情報交換ができ、非常に参考になりました。研修に参加できて良かったです。
・今学んでいることが自分の将来とどのように関連しているのかを意識させることの重要性を理解しました。今まで自分で意識しなかったことだったので、折に触れてそのような視点で授業を実践していきたいと思いました。
・教育活動全体の要であることの説明がとても分かりやすかったです。特別支援学校においても、学び続ける生徒を育てていきたいと改めて思いました。具体的に授業の中での生徒への問いかけ方を示してくださり大変分かりやすかったです。