6月15日(火)に、小学校外国語・外国語活動研修講座を開催しました。午前は、単元全体を見通した指導計画の立て方や、歌やスモール・トークを取り入れた授業の進め方、評価などについて、模擬授業や演習等を通して学びました。また、午後は東京学芸大学 教授 粕谷 恭子 氏にオンラインで、講義・演習をしていただきました。言語習得の理論と、実際の子どもの学びを踏まえた指導の在り方について、具体的な事例を示しながらお話しいただき、今後の指導の参考になる多くの学びを得ることができました。
【講座の内容】
講義・演習「外国語・外国語活動の授業づくり」
講義・演習「外国語・外国語活動の指導の在り方」
【受講者の感想】
・模擬授業が大変参考になった。スモールトークの時に、実際にボールを投げたり、打ったり、体験と結びつける手法はすぐ授業で取り入れていきたい。 また、言語活動の進め方も、大変勉強になった。今後、必要感のある活動を考えていきたいと思った。
・評価について悩んでいたが、実際に評価方法や評価例を見せていただいたので、大変参考になった。授業としてだけの英語ではなく、子どもたちがこれから生活していく中で実際に使える英語が話せるような授業展開を目指して努力していきたい。
・粕谷先生の講義では、具体的な例を数多く提示してもらったので、「使う活動を設定して言葉を身に付けさせる」という指導の考え方のイメージをもつことができた。
・「外国語」は教科であり、子ども達に力を付け、中学校につながるような指導をしなくてはならないというお話を聞き、改めて身の引き締まる思いがした。ひし形の図で示された技能のとらえ方の例がとても分かりやすく、指導の順序性について理解できた。まず英語を繰り返し聞かせるところから始めようと思った。
6月14日(月)、標記の講座が開催され、高等学校・特別支援学校高等部の先生方、合わせて59名が受講しました。午前は、文部科学省初等中等教育局 教科調査官 飯塚秀彦 氏による「高等学校における道徳教育の推進」と題しての講義、午後は、「道徳教育の推進に向けて」の演習・協議を行いました。小・中学校と違い、教科としての道徳がない高等学校においてどのように道徳教育を進めて行けば良いのか理解を深められた様子でした。

【受講者の感想】
・高等学校での道徳教育は「在り方・生き方」の指導ということで、普段の実習や生徒会活
動、部活動指導で行っていることなので今後も継続し、よく見直しを行い、少しずつ新し
いことにも挑戦していきたい。
・カリキュラムの中に、「道徳教育」を入れ、つなげる工夫として、「年間指導計画の中に入
れてもらうこと」や体験学習の事後学習の中に感想だけでなく、「話し合い」を入れること
などが来年度に向けて生かせそうです。
・HR活動や各教科でどのように道徳教育を取り入れていくかの実践を研修することがで
きた。我々教員が「身につけたい道徳性」を意識しながら教育活動を行うことにより、様々
な場面で道徳教育を実践できることが分かった。
・学校の教育活動全体を通じて行う道徳教育の意義や道徳教育推進教師を中心に全教
師による協力体制の充実につながる大変有意義な内容の研修会であった。より具体的
な実践に結びつけるために道徳教育全体計画から高等学校における道徳教育「年間計
画」の策定の仕方や実践事例について学ぶ機会があると嬉しい。
・大々的に新しいことを計画・実行するのではなく、現在行っている行事や取り組みに「ちょ
い足し」をするという発想が、現実的で良かった。まずは校訓を改めて見返し、求める生
徒像を教員間で共有して、生徒の実情や時宜にあった取り組みをしていきたい。
6月8日(火)標記講座を開催しました。
小学校・中学校・高等学校・特別支援学校の特別支援教育コーディネーターの先生方35名が受講され、午前中は「特別支援教育コーディネーターの役割」について学びました。午後からは中学校の先生からの実践発表がありました。その後、特別支援教育コーディネーターとしての「事例検討の進め方について」グループに分かれて演習を行いました。
【受講した先生からの感想】
・発表をしてくださった先生のように、先生方の雑談に耳を傾け、気になる児童について先生方と協力していきたいと思いました。(小)
・複数の人がいると、様々な意見が出てくるので、問題解決の参考になりました。(中)
・事例検討の進め方については、実際にケース会議やKPT方法を行う際の参考になりました。今回勉強したことを学校に帰ったら実践してみます。(高)
・発表してくださった先生の熱い思いに感銘を受けました。周りの仲間との「チーム学校」作りのための情報共有の仕方、連携の取り方を参考にさせていただき、自分自身のコーディネーターとしてのスキルアップにつなげていきたいです。(特支)
6月2日(水)標記講座を開催しました。
小学校・中学校・高等学校・特別支援学校の14名(聴講含む)の先生方が受講され、Chromebookの基本操作やGoogle Workspaceについて学びました。研修内容は、Chromebookの基本操作と電子黒板への接続について、Chromebookの標準アプリとGoogle Workspaceの授業への活用について行いました。
【講座の様子】

【受講者の感想】
・Chromebookの基本的な操作方法や授業や学級活動で活用できる具体的なアプリとその使い方を今回の講座で学ぶことができました。
・授業で活用するためにはしっかり生徒に操作方法を説明するとともに、何回も使って覚えていく必要があると改めて思いました。
・授業をはじめとした教育活動で効果的に活用できる可能性を感じることができました。