開催した講座の様子

令和4年度 10月

B14 県立学校事務職員研修講座

 10月4日(火)、標記講座を開催し、県内各地の高等学校から9名の事務職員の方々が受講しました。教職員の福利厚生や就学支援金の手続きについて理解を深める講義・演習、学校における災害対応についての講義・演習を通して、広く県民から信頼され、迅速に職務を遂行できる事務職員としての資質向上を図りました。

 【講座の内容】
講義・演習 教職員の勤務条件について
講義・演習 学校における災害対応
講義・演習 就学支援金の手続きについて

  
【受講者の感想】
・休暇の日数や振替休日の取り方など、実用的な知識を得ることが出来て非常に有意義な時間となりました。
・講師の方がよくある事例を挙げながら説明してくださり、日々の業務を振り返りな  がら聞くことができました。事務処理において「なぜそのようになるのか」という根拠を説明できるように今後も知識を深めていきたいです。
・災害発生時に避難所として活用された場合の備えや対応を考えるきっかけとなった。
・いつ起こるか誰にも分からない災害時の備えについて、学校職員として分からないことの多さに気づかされました。自助だけでなく、職場としての共助のための備えを考えていきたいです。
・改めて基本的法令や制度の確認ができました。よくある質問の解説の中に、気になっていた点の質問があったので非常に役立ちました。今後の業務に役立てたいと思います。
・どの講義もすぐに仕事に活かせる知識が身につき、職務年数に関係なく確認するべき内容の講義だと思いました。

B16 県立学校臨時講師等研修講座Ⅱ

 10月11日(火)、12日(水)に、県立学校臨時講師等研修講座Ⅱを実施しました。7名が受講し、「教職員の服務規律について」「学校安全について」「生徒理解について」「情報セキュリティについて」「特別支援教育について」の講義・演習を通して教職員としての心構えや基礎・基本を学びました。
  
【受講者の感想】
・生徒理解や学校の危機管理について、まだまだ自分では意識しきれていないことがあると気づくことができた。
・生徒に何をさせたいか、生徒にどうなってほしいかを明確にイメージして教材研究をしていこうと思った。
・問題行動ばかりに目を向けるのではなく、広い視野で考えてみることが大切であると感じた。
・自分の中で生徒を決めつけてしまっていた部分もあったかもしれないと思った。色々な言葉がけや関わり方、生徒に合わせた指導を学んでいきたい。
・生徒の自立活動を見直す良い機会になった。
・生徒の実態を把握し、つまずきの背景を探ることで、目標を達成させてあげられるように指導していきたい。
・ロールプレイングで実際に生徒役になってみて、まずは共感と受容、傾聴してあげることが大切で、そこから状況の改善に向けて生徒と一緒に考えていくことが大切だと感じた。

C44中学校英語指導法研修講座

10月11日(火)標記講座を開催しました。中学校、特別支援学校の先生方が受講され、生徒の資質・能力を高めるための英語の授業づくりについて学びました。
【講座の内容】
1 講義・演習「英語の授業改善の視点」
2 講義・演習「子どもの資質・能力を高める授業づくり」
  (講師)信州大学学術研究院 教授 酒井 英樹
【講座の様子】
 
 
【受講者の感想】
・自分の今までの授業を振り返ると、どちらかというと一方通行であり、積極的なやり取りができていなかったように思う。対話を大切にした授業を考える良いきっかけになった。
・授業改善の際の大切なポイントを、分かりやすく理解できました。また、各観点に沿った指導法についても、明日からの授業改善に役立つもので、とても有意義な研修となりました。ありがとうございました。

D06 高等学校における特別支援教育講座

 10月3日(月)に高等学校における特別支援教育講座が開催されました。受講者は22名で、特別な教育的ニーズがある生徒の支援について理解を深められた様子でした。
【研修内容】
 1 講義「小・中学校における特別支援教育」
 2 発表「高等学校における特別支援教育」
    発表者 県立八戸中央高等学校 教諭 鈴木肇重
 3 協議「高等学校における特別支援教育の実践に向けて」
 4 演習・協議「高等学校における特別支援教育~個別の指導計画の作成を通して~」

 
【受講した先生方の感想】
・講義や協議を通して、生徒の求める支援に対してどのような対応や支援が有効か、さまざまな視点から考えることができた。
・八戸中央高校の取組はUD化授業を進める上でとても参考になった。同時に、学校全体で取り組んでいくことが必要だと感じた。
・個別の支援計画を立てていく中で、生徒の実態について見えていない部分がまだまだあるということに気づかされた。
・個別の教育支援計画や指導計画は、組織全体で情報共有し、個々の生徒の指導を行うために必要なものであることをよく理解できた。