開催した講座の様子

2022年6月の記事一覧

D24 子供たちの学びを止めない!オンライン授業実践講座

6月27日(月)に標記講座を開催しました。小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の先生方が受講され、Web会議システムを使ったオンライン授業の仕方や動画共有サービスの活用やクラウドサービスの活用について学びました。


【講座の内容】
1.「個別最適な学びの実現」とオンライン授業
2.オンライン授業における著作権
3.Web会議システムを利用したオンライン授業
4.動画共有サービスを活用したオンライン授業
5.クラウドサービスを活用したオンライン授業


【講座の様子】
「個別最適な学び」とオンライン授業 動画共有サービスを活用したオンライン授業 クラウドサービスを活用したオンライン授業

【受講者の感想】
・オンライン会議・授業システムとしてZoomをはじめ、YouTubeチャンネル開設やロイロノートとの連携等大変興味深い内容でした。さっそく学校に戻ってさまざまな活用にチャレンジしてみたいと思います。
・「オンライン授業」このコロナ禍の中だけでなく、「個別最適な学びの実現」に向けて、今後必ず必要となるスキルであると考える。特に、今回の研修を通して、不登校気味の児童に対して、すぐに活用できそうだと感じた。様々な理由で学校に来れない児童にも、学級にいる児童と同じように学ばせることは必要なことだし、それが実現の可能性が高まったので、今後ぜひ取り組んでいきたい。
・受講前は、zoomの使い方を習得できれば良いと考えていました。しかし、受講内容は、zoomの使い方だけでなく、動画共有サービスを活用したオンライン授業、クラウドサービスを活用したオンライン授業と、多岐にわたり、勉強になりました。
オンライン授業だけでなく、教員の研究会やちょっとした打ち合わせにも利用できそうです。

C28「見方・考え方」を働かせて育成する!小学校図工・音楽科講座

6月21日(火)~22日(水)の2日間、標記講座を開催しました。
1日目は、文部科学省 教科調査官の小林恭代氏を講師に、図画工作科の講義と造形遊びの演習を行いました。2日目は、音楽科の講義と音楽づくりの演習及び造形と音楽のコラボレーションの演習を行いました。
【講座内容】
1日目:講義「図画工作科における指導と評価の一体化」
    演習「「造形的な見方・考え方」を働かせて資質・能力を育成する造形遊び」
2日目:講義・演習「「音楽的な見方・考え方」を働かせて資質・能力を育成する表現活動」
    演習「造形と音楽のコラボレーション」
    協議「これからの図工と音楽の授業づくり」
   
【参加者の感想】
・学習指導要領解説の系統表の見方が分かり、造形遊びの指導に自信をもって取り組めそうです。
・「クロム・ミュージックラボ」が、すごく画期的で、学校に帰ってから、すぐ活用させていただきました。
・図工と音楽を組み合わせた授業を行ったことがなく、とても新鮮でした。子どもたちの自由な発想や気付きを大切にし、丁寧に言葉かけをしていこうと思います。

D18 自立活動研修講座

 6月23日(木)、標記講座を開催しました。
 小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の先生方が受講しました。
 独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所 主任研究員 北川 貴章 氏 を講師として「自立活動の指導の基本的理解」というテーマの下、講義・演習を行いました。演習を通して、児童生徒の実態把握の進め方について体験的に学ぶとともに、実践のポイントについて分かりやすく教えていただきました。
 また、午後の協議「自立活動の指導の充実に向けて」では、グループに分かれ、児童生徒の指導の経過や指導上の課題(悩んでいることなど)について、情報を共有し、対応策を検討することで、日頃の実践を振り返る機会となりました。

  

【受講者の感想】
・法律のことから、これまでの自立活動の歴史など、初めて知ることばかりでした。今、自分が担当してる業務の背景を知ることで、これからの自分の学びの方向性が確認できました。
・カード整理法を用いた演習は、子供の実態の整理や課題を明確にするのに大変有効な方法だと思いました。校内研究等で活用したいと思いました。
・他の受講者の方の悩みや実践を知ることができてよかったです。また、協議で、自分の実践について意見やアイディアをいただけたので、これからの実践に役立てていきたいです。

D31 Netcommons活用講座

  6月21日(火)、22日(水)標記講座が開催されました。11名の先生方が参加し、1日目はNetcommons2を用いた基本のページ作成と管理設定画面について、2日目は複数人での運営を想定した権限設定やルーム作成、FTP転送について演習を行いました。
 受講された先生方は、校内のWebページ運用についての具体的なイメージを持つことができた様子でした。
         
 
【受講者の感想】
 ・おそらくNetCommonsを活用したホームページを本校では作成していくことになると思うので、今回の講座で学んだ知識や技術を生かしたい。また、他の教員と情報共有を行う。
 ・ウェブページの構造について、方針が見えてきたように思います。今回の研修を活かして、本校のウェブページを整理、改善していきたいと思います。
 ・本校の実際のページは思い切って手直ししづらいため、仮想のウェブページを操作できたのはとても良い経験となりました。今後も、このような機会をいただけると助かります。ありがとうございました。

C45 高等学校英語科言語活動実践講座

6月21日(火)、22日(水)、高等学校英語科言語活動実践講座を開催しました。言語活動を中心とした授業デザイン構築の可能性について、演習・協議を通して、より実践的な視点で理解を深めることができました。
【1日目】 
「生徒の英語運用能力を育成する言語活動の実際~授業デザイン、ICT活用、指導と評価の一体化~」
 講師:県教育庁学校教育課 指導主事 伴 一聡
    県立青森高等学校  教諭 當麻 進仁
【2日目】
「言語活動を取り入れた授業デザインの構築」 
 講師:1日目と同じ

  
【受講者の感想】
・実際に生徒役になることで、今まで見えていなかった部分がクリアになった。また、時間設定の大切さを学ぶことができた。
・指導と評価の一体化を図る上で、判断する基準やタイミングについて深く知ることができた。
・教員の適切な介入が、生徒のパフォーマンスに大きな影響を与えることを知った。
・「生徒が目的を達成した姿」をイメージできないと、評価の観点を考えるのは難しいとわかった。
・授業の構成によって、活動の目的や意義が変わってくるので、生徒の実態を考慮して授業デザインしていきたい。何を目的にその活動をするのか、常に考えていきたい。
・評価に関して、教員が適切な生徒観を持つことと、「生徒にどうなってほしいか」をイメージできるかどうかが大事になってくると感じた。
・楽しく英語を学ぶことについて改めて考えさせられた。
・生徒役を体験して、「できるかな」という不安が、「できた」ときのうれしさに変わる喜びを、自分の生徒にも実感してもらえるような授業設計が大切だと感じた。
・各活動が有機的につながる授業設計をすることで、無理なく生徒の力を伸ばしていけると思う。