開催した講座の様子

令和4年度 4月 5月

B05 学年主任研修講座

5月31日(火)、学年主任研修講座が開催されました。受講者は、小学校6名、中学校25名、高等学校27名、特別支援学校7名、聴講者1名、合計67名でした。始めに「学年主任の役割とは」の講義から学年経営に必要な知識・心構えを確認しました。そして、日本大学藤平教授から「組織経営とミドルリーダー」について講義をいただき、子どもの何を育てるために、どのようにするのか意図的・具体的に取り組む大切さを理解しました。午後の協議では、これからの学年経営について悩みや不安を共有することで、新たな発見もあり、有意義な時間となったようです。
【研修内容】
講義「学年主任の役割とは」 
 県総合学校教育センター 指導主事 葛西  励(小学校部会)
             指導主事 長内 郁典(中学校部会)
             高校教育課長 山田 昭(高校部会)
講義・協議「組織経営とミドルリーダー」
 日本大学 教授  藤平 敦 

  
【受講者からの感想】
・組織経営におけるマネジメントの重要性について確認することができました。また、行動や現状を可視化させることが教職員の共通理解に結び付き、さらに生徒の問題解決につながっていくことが理解できました。
・学年を組む先生方と、学校教育目標実現のために何をゴールとするのか、そして、どんな方法でアプローチするのか等について、ベクトルを揃えながらかかわりあっていくことの大切さを再確認することができました。

C34 中学校技術・家庭科教育講座【材料と加工・生物育成】

5月26日(木)、27日(金)標記講座を開催しました。技術分野を担当する中学校、特別支援学校の先生方が受講され、技術分野の授業づくりについて学びました。

【講座の内容】

1.講義・演習「技術分野の現状と課題」

2.実習「木材製品設計・製作」

3.演習・協議「技術の見方・考え方を働かせた授業づくり」

【講座の様子】

 

 
 


【受講者の感想】
・改めて指導内容が大きく変わったことや、注意すべき点がわかりました。
・技術科は一人しかいないので、普段疑問に思っていることをたくさん解決できてうれしく思いました。
・一緒に参加した先生方の情報も参考になりました。もっともっとこのような講座があればいいと思います。

D28 はじめての Microsoft Teams

5月31日(火)標記講座を開催しました。小・中の10名(聴講含む)の先生方が受講され、OneNoteやFormsの基本操作、Teamsとの連携などについて学びました。


【講座の内容】
PowerPointによる動画作成
OneNoteの基本操作
Formsの基本操作
Teamsの基本操作
OneNoteとTeamsの連携
FormsとTeamsの連携

【講座の様子】
   

【受講者の感想】
・クラウド上で完結できないこともあるということを知ったので、ダウンロードやアップロードなどの仕方も子供たちに教える良い機会だと思って活用していきたいと思います。
・マイクロソフトの概要が良く分かり、大変助かりました。転勤してグーグルからの変更だったので、当初???だったことが何となく分かってスッキリしました。ありがとうございました。
・現在中学校2年生の数学を担当しているが、連立方程式の解き方では、解く際に気を付けるポイントが多いため、生徒も覚えるのが大変な内容だが、音声付きの解説動画があれば、何気ない時の復習に効果があると感じました。
・課題の回収・点検に時間がかかったり集めても見る時間がないまま返却しなければいけなくなったりしていたのが解消されると思います。子どもたちも提出状況が見えるので、出し忘れが減ると思います。

B04教務主任研修講座


5月24日(火)に教務主任研修講座が開催され、県内の小学校・中学校・高等学校・特別支援学校の新任教務主任を計77名が受講しました。「教務主任に期待する」「教育活動と教育法規について」の講義の後、校種に分かれて「教務主任の職務について」の講義・協議が行われました。業務上の悩みを共有するとともに、それぞれの学校の取組等について情報交換するなど、有意義な時間となったようです。

【講座の内容】

「教務主任に期待する」 県教育庁学校教育課長 高橋 英樹

「教育活動と教育法規」 県教育庁教職員課 主任指導主事 小倉 民生

「教務主任の職務と役割」 八戸市立城下小学校    教頭 古舘 直樹 

             鰺ヶ沢町立鰺ヶ沢中学校  教頭 新岡  省 

             県立青森商業高等学校   教頭 赤平  学 

             県立青森第一高等養護学校 教頭 船水 直樹 

   

受講者の感想】

・教育法規に基づき,教育課程が作成され,日々の教育活動が成り立っているとい  
 うことを改めて実感しました。

・教務主任という立場について改めて理解し、そのことを念頭に職務を遂行してい
 こうと再度決意することができた。

・教務主任が,学校運営の要であることがよく分かりました。同時に,この職務に
 対してのやりがいを強く感じました。相手を大切にすることも意識していきたい 
 と思いました。同僚の先生方と,積極的にコミュニケーションを取りながら,仕
 事を進めることを大切にしていきたいと思います。

・教務主任に求められる資質・能力の中で自分が何が不足しているかを理解するこ
 とができ、どのような力を意識して向上させていかなくてはならないかを理解す
 ることができた。私はまだ20代だが、今年度この職務を仰せつかったことに感謝 
 して、自分のスキルアップのためにチャレンジする気持ちをもち、コミュニケー 
 ションを大切にし、相手への尊重の気持ちをもちながら、日常の業務に取り組ん
 でいきたい。

・研究協議により、予想だにしなかった他校の状況等を知り、相互に意見交換をす
 ることができた。境遇が近い学校間でアドレスを交換したので、今後情報交換や
 情報共有に活かしたいと思う。

・教育関係者必携やポータルの活用など、普段は手が回らないところですが、使い
 方を知っておくと根本を理解できたり便利だったりすることばかりでした。「事
 務的な仕事にも捉えようによって楽しみを感じられる」というお話が印象的でし
 た。協議では、新米教務主任の皆さんが同じ悩みをもっていらっしゃることを知
 り、少し嬉しかったりホッとしたりしました。一人で悩むよりも皆さんと情報共
 有して問題解決の糸口を見つけていけたら健康的に仕事を進めることができると
 思いました。

B09校内研修担当者研修講座

5月19日(木)校内研修担当者研修講座(前期)が開催され、県内の小学校・中学校・特別支援学校の研修主任40名が受講しました。
校内研修活性化に向けた協議や小学校・特別支援学校の実践発表から、校内研修担当者としての職務の内容や役割について理解を深め、今後の校内研修の進め方のヒントを得た様子でした。
  

【受講者の感想】
・研修主任1年目の自分にとって、研修主任の役割や求めれている能力、うまくできないことへの対処法などがわかりやすく紹介されていて、とても参考になりました。特に、全職員をつなぐ役割であるということが一番印象に残り、頑張りたいと感じました。
・研修主任として、どのような方向性でこれから仕事を進めていくのか、どのような立場で研修を行っていくのか、見えていなかった方向性を見つけることができました。頂いた資料(アイディアブック、ツールブック)を参考にしていきます。
・校内研修のPDCAサイクルが大変参考になりました。今年度の反省やアンケートをもとに、次年度の研修計画を立てることが非常に大切だと感じました。

・校内研修における研修計画の作成が非常に重要であることがよくわかりました。また、教職員同士が協力しやすい環境作りに力を入れ、研修について話しやすい環境を整えていきたいです。