5月31日(火)、学年主任研修講座が開催されました。受講者は、小学校6名、中学校25名、高等学校27名、特別支援学校7名、聴講者1名、合計67名でした。始めに「学年主任の役割とは」の講義から学年経営に必要な知識・心構えを確認しました。そして、日本大学藤平教授から「組織経営とミドルリーダー」について講義をいただき、子どもの何を育てるために、どのようにするのか意図的・具体的に取り組む大切さを理解しました。午後の協議では、これからの学年経営について悩みや不安を共有することで、新たな発見もあり、有意義な時間となったようです。
【研修内容】
講義「学年主任の役割とは」
県総合学校教育センター 指導主事 葛西 励(小学校部会)
指導主事 長内 郁典(中学校部会)
高校教育課長 山田 昭(高校部会)
講義・協議「組織経営とミドルリーダー」
日本大学 教授 藤平 敦
【受講者からの感想】
・組織経営におけるマネジメントの重要性について確認することができました。また、行動や現状を可視化させることが教職員の共通理解に結び付き、さらに生徒の問題解決につながっていくことが理解できました。
・学年を組む先生方と、学校教育目標実現のために何をゴールとするのか、そして、どんな方法でアプローチするのか等について、ベクトルを揃えながらかかわりあっていくことの大切さを再確認することができました。
5月26日(木)、27日(金)標記講座を開催しました。技術分野を担当する中学校、特別支援学校の先生方が受講され、技術分野の授業づくりについて学びました。
【講座の内容】
1.講義・演習「技術分野の現状と課題」
2.実習「木材製品設計・製作」
3.演習・協議「技術の見方・考え方を働かせた授業づくり」
【講座の様子】


【受講者の感想】
・改めて指導内容が大きく変わったことや、注意すべき点がわかりました。
・技術科は一人しかいないので、普段疑問に思っていることをたくさん解決できてうれしく思いました。
・一緒に参加した先生方の情報も参考になりました。もっともっとこのような講座があればいいと思います。
5月31日(火)標記講座を開催しました。小・中の10名(聴講含む)の先生方が受講され、OneNoteやFormsの基本操作、Teamsとの連携などについて学びました。
【講座の内容】
PowerPointによる動画作成
OneNoteの基本操作
Formsの基本操作
Teamsの基本操作
OneNoteとTeamsの連携
FormsとTeamsの連携
【講座の様子】

【受講者の感想】
・クラウド上で完結できないこともあるということを知ったので、ダウンロードやアップロードなどの仕方も子供たちに教える良い機会だと思って活用していきたいと思います。
・マイクロソフトの概要が良く分かり、大変助かりました。転勤してグーグルからの変更だったので、当初???だったことが何となく分かってスッキリしました。ありがとうございました。
・現在中学校2年生の数学を担当しているが、連立方程式の解き方では、解く際に気を付けるポイントが多いため、生徒も覚えるのが大変な内容だが、音声付きの解説動画があれば、何気ない時の復習に効果があると感じました。
・課題の回収・点検に時間がかかったり集めても見る時間がないまま返却しなければいけなくなったりしていたのが解消されると思います。子どもたちも提出状況が見えるので、出し忘れが減ると思います。
5月24日(火)に教務主任研修講座が開催され、県内の小学校・中学校・高等学校・特別支援学校の新任教務主任を計77名が受講しました。「教務主任に期待する」「教育活動と教育法規について」の講義の後、校種に分かれて「教務主任の職務について」の講義・協議が行われました。業務上の悩みを共有するとともに、それぞれの学校の取組等について情報交換するなど、有意義な時間となったようです。【講座の内容】
「教務主任に期待する」 県教育庁学校教育課長 高橋 英樹
「教育活動と教育法規」 県教育庁教職員課 主任指導主事 小倉 民生
「教務主任の職務と役割」 八戸市立城下小学校 教頭 古舘 直樹
鰺ヶ沢町立鰺ヶ沢中学校 教頭 新岡 省
県立青森商業高等学校 教頭 赤平 学
県立青森第一高等養護学校 教頭 船水 直樹

【受講者の感想】
・教育法規に基づき,教育課程が作成され,日々の教育活動が成り立っているとい
うことを改めて実感しました。
・教務主任という立場について改めて理解し、そのことを念頭に職務を遂行してい
こうと再度決意することができた。
・教務主任が,学校運営の要であることがよく分かりました。同時に,この職務に
対してのやりがいを強く感じました。相手を大切にすることも意識していきたい
と思いました。同僚の先生方と,積極的にコミュニケーションを取りながら,仕
事を進めることを大切にしていきたいと思います。
・教務主任に求められる資質・能力の中で自分が何が不足しているかを理解するこ
とができ、どのような力を意識して向上させていかなくてはならないかを理解す
ることができた。私はまだ20代だが、今年度この職務を仰せつかったことに感謝
して、自分のスキルアップのためにチャレンジする気持ちをもち、コミュニケー
ションを大切にし、相手への尊重の気持ちをもちながら、日常の業務に取り組ん
でいきたい。
・研究協議により、予想だにしなかった他校の状況等を知り、相互に意見交換をす
ることができた。境遇が近い学校間でアドレスを交換したので、今後情報交換や
情報共有に活かしたいと思う。
・教育関係者必携やポータルの活用など、普段は手が回らないところですが、使い
方を知っておくと根本を理解できたり便利だったりすることばかりでした。「事
務的な仕事にも捉えようによって楽しみを感じられる」というお話が印象的でし
た。協議では、新米教務主任の皆さんが同じ悩みをもっていらっしゃることを知
り、少し嬉しかったりホッとしたりしました。一人で悩むよりも皆さんと情報共
有して問題解決の糸口を見つけていけたら健康的に仕事を進めることができると
思いました。
5月19日(木)校内研修担当者研修講座(前期)が開催され、県内の小学校・中学校・特別支援学校の研修主任40名が受講しました。
校内研修活性化に向けた協議や小学校・特別支援学校の実践発表から、校内研修担当者としての職務の内容や役割について理解を深め、今後の校内研修の進め方のヒントを得た様子でした。
【受講者の感想】
・研修主任1年目の自分にとって、研修主任の役割や求めれている能力、うまくできないことへの対処法などがわかりやすく紹介されていて、とても参考になりました。特に、全職員をつなぐ役割であるということが一番印象に残り、頑張りたいと感じました。
・研修主任として、どのような方向性でこれから仕事を進めていくのか、どのような立場で研修を行っていくのか、見えていなかった方向性を見つけることができました。頂いた資料(アイディアブック、ツールブック)を参考にしていきます。
・校内研修のPDCAサイクルが大変参考になりました。今年度の反省やアンケートをもとに、次年度の研修計画を立てることが非常に大切だと感じました。
・校内研修における研修計画の作成が非常に重要であることがよくわかりました。また、教職員同士が協力しやすい環境作りに力を入れ、研修について話しやすい環境を整えていきたいです。
5月27日(金)に17名の先生方が参加され,中学校進路指導担当者研修講座が開催されました。講座日程は
午前:講義 「進路指導の考え方と進路指導主事の役割」
午後:講義・協議 「自校における進路指導の課題と対策」
協議・演習 「自校における進路指導の進め方」
でした。
先生方による情報交換等が活発に行われ,進路指導に対しての視点を持つことができたようです。



【受講者からの感想】
・進路指導の意義、進路指導主事の役割について具体的な業務をイメージすることができた。また、進路指導上の問題点を参加者と共有し、その解決に向けて見通しを持つことができた。
・進路指導主事の仕事に不安を持っていましたが、今日の午前中の講義や午後の協議での話し合いで、少しですが方向性が見えてきたような気がします。
・進路指導主事の職務について、講義や協議、演習を通して具体的かつ実践的に知ることができました。 本校の進路指導の一層の充実のため、キャリア教育の視点を常にもち、他の職員と協同して職務に当たっていきたいと考えます。
・進路指導についてわかりやすく講義してくださったので、よかった。法律で決まっていることから、すぐに現場で使えるようなものまであり、大変参考になりました。
【受講者の感想】
・健康教育について、色々な取り組みを知ることができたので、今後参考にして取り組み
たいと思いました。また、他の保健主事の先生方との協議でも、楽しんで取り組むこと
のできる健康教育の実践を聞くことができて大変勉強になりました。
・今回の研修では、今まで気づいていなかった学びがたくさんあった。
・学級担任や学年主任を経験された先生方との協議は、新たな視点や思考の発見の場とな
り、今後の健康教育の推進に生かしていきたい。
・保健主事の役割や心構え、養護教諭との関わり方、健康教育の取り組み方を学ぶことが
できました。また、各校の取り組みに触れることで、自校の健康教育の推進を担ってい
かなければならないという自覚と責任を感じました。
5月17日(火)、20日(金)に標記講座が開催されました。小学校と中学校で初めて特別支援学級や通級指導教室を担当する教員121名が受講しました。
「特別支援教育の基礎・基本」や「保護者との関係づくり」の講義では、特別支援教育に関する基本的な内容について学びました。「障害特性に応じた指導」では、講義や協議を通して、担当している障害種の指導について理解を深めている様子でした。
通級コースでは、実際に小学校で通級指導を担当している教員を講師としてお招きし、講義をしていただきました。通級指導のポイントや指導場面の動画視聴など、具体的なお話を聞くことができ、明日からの授業の参考となったという感想が聞かれました。

・同じ障害だからといって、同じ支援をするのではなく、児童生徒一人一人に合わせた支援がとても大切であると学びました。個別の教育支援計画、指導計画を作成して終わりではなく、実践して、見直しまで、しっかり行いたいと思います。
・知的障害児童生徒が通級による指導がないことについてQ&A方式の説明があり、わかりやすかったです。個別の教育支援計画及び指導計画の記入などのポイントが参考になりました。
・保護者との良好な関係を構築するには、しっかりと寄り添い、その心理状態まで把握、理解していくことが重要だと感じた。保護者の願いをしっかり読み取り、よりよい信頼関係を築いていきたい。
・リフレーミングという言葉や話を聞く際の態度を見直すことや知ることができて、初心者の私にとっては、すごく参考になりました。
・講義では、様々な支援の仕方を紹介いただき、大変参考になりました。協議では、共感できるご意見をたくさん聞くことができ、特に人間関係作りの支援について、来週から取り組めそうな案もありました。
・(通級による指導について)実際の教具、指導の様子をたくさん紹介していただいたので大変勉強になりました。実践に即した講義はとてもありがたいです。
5月19日(木)標記講座を半日で開催しました。中・高・特の7名の先生方が受講され、IPアドレス等のネットワークに関する知識、ネットワーク構築演習、プリンタ等の資源の共有について学びました。
【講座の内容】
第1章 IPアドレスとネットワーク機器
第2章 PCのネットワーク設定

【受講者からの感想】
・ネットワークの基礎基本についてよくわかる講座でした。
・ネットワークに関する用語に無知だったので、基礎的な名称の説明から、実際の設定方法まで学ぶ研修は、大変わかりやすくためになりました。IPアドレス管理表を再度確認し、今年度の利用状況や各端末の設定等行っていきたいと思います。
・ネットワークについてきちんと学んだ経験が少ないため、とても参考になりました。ありがとうございました。
5月13日(金)、今日から始めるいじめ対策研修講座が開催されました。受講者は、小学校9名、中学校5名、高等学校13名、特別支援学校3名、研究員2名、聴講者2名、合計34名でした。はじめに「いじめについての認識と理解」の講義を聴き、いじめの現状やいじめへの組織的対応について理解を深めました。また、「いじめの理解といじめ防止のための取組」の講義・演習を通して、いじめの法令を理解するとともに、早期発見や未然防止の方法や効果的なアンケートの実施方法ついての理解も深めました。具体的なアンケートの質問項目を考える演習・協議は非常に有意義な時間だったと感じたようです。
【研修内容】
講義「いじめについての認識と理解」
県教育庁学校教育課生徒指導支援グループ指導主事 砂澤 拓弥
講義・演習「いじめの理解といじめ防止のための取組」
上越教育大学大学院教授、いじめ・生徒指導研究センター長 高橋 知己
【受講者からの感想】
・いじめがなぜ早期発見しにくいのか、早期発見するためのアンケートの工夫等、すぐに実践できる内容を知ることができ大変勉強になった。
・初めてのハートフルリーダーの仕事が不安でわからないことばかりだったが、いじめの定義を確認して、いじめの対処の事案の講義を通し、自分がやらなければいけない仕事が分かってきたので、とても良かった。
・高橋先生の講義・演習は、想像以上にとてもおもしろかった。今までは「いじめ対策」と聞くと、重い感じがするしできれば避けたい話題だった。しかし今日の研修で、未然防止と早期発見の捉え方やいじめに対する向き合い方が変わった気がする。「重大事態になる前に、子どもたちを助けたい」という、先生の熱い思いもわかった。そのために、担任としてできること、一教職員としてできることを考え、日々子どもたちに声をかけていきたいと考えた。