開催した講座の様子

2022年5月の記事一覧

D25 校内LAN講座[はじめてのネットワーク]

5月19日(木)標記講座を半日で開催しました。中・高・特の7名の先生方が受講され、IPアドレス等のネットワークに関する知識、ネットワーク構築演習、プリンタ等の資源の共有について学びました。


【講座の内容】
 第1章 IPアドレスとネットワーク機器
 第2章 PCのネットワーク設定
 
  

【受講者からの感想】
・ネットワークの基礎基本についてよくわかる講座でした。
・ネットワークに関する用語に無知だったので、基礎的な名称の説明から、実際の設定方法まで学ぶ研修は、大変わかりやすくためになりました。IPアドレス管理表を再度確認し、今年度の利用状況や各端末の設定等行っていきたいと思います。
・ネットワークについてきちんと学んだ経験が少ないため、とても参考になりました。ありがとうございました。

D09 今日から始めるいじめ対策研修講座


5月13日(金)、今日から始めるいじめ対策研修講座が開催されました。受講者は、小学校9名、中学校5名、高等学校13名、特別支援学校3名、研究員2名、聴講者2名、合計34名でした。はじめに「いじめについての認識と理解」の講義を聴き、いじめの現状やいじめへの組織的対応について理解を深めました。また、「いじめの理解といじめ防止のための取組」の講義・演習を通して、いじめの法令を理解するとともに、早期発見や未然防止の方法や効果的なアンケートの実施方法ついての理解も深めました。具体的なアンケートの質問項目を考える演習・協議は非常に有意義な時間だったと感じたようです。
【研修内容】
講義「いじめについての認識と理解」
 県教育庁学校教育課生徒指導支援グループ指導主事 砂澤 拓弥
講義・演習「いじめの理解といじめ防止のための取組」
 上越教育大学大学院教授、いじめ・生徒指導研究センター長 高橋 知己

  
 
【受講者からの感想】
・いじめがなぜ早期発見しにくいのか、早期発見するためのアンケートの工夫等、すぐに実践できる内容を知ることができ大変勉強になった。
・初めてのハートフルリーダーの仕事が不安でわからないことばかりだったが、いじめの定義を確認して、いじめの対処の事案の講義を通し、自分がやらなければいけない仕事が分かってきたので、とても良かった。
・高橋先生の講義・演習は、想像以上にとてもおもしろかった。今までは「いじめ対策」と聞くと、重い感じがするしできれば避けたい話題だった。しかし今日の研修で、未然防止と早期発見の捉え方やいじめに対する向き合い方が変わった気がする。「重大事態になる前に、子どもたちを助けたい」という、先生の熱い思いもわかった。そのために、担任としてできること、一教職員としてできることを考え、日々子どもたちに声をかけていきたいと考えた。

B07 生徒指導主任・主事研修講座

428日(木)、生徒指導主任・主事研修講座が開催されました。小学校は16名、中学校15名、高等学校14名、特別支援学校3名の合計48名が受講しました。青森県公認心理師・臨床心理士協会顧問の関谷道夫先生の講演「児童虐待の現在(いま)」では、児童虐待相談件数が毎年のように過去最高値を更新している全国と青森県の実態や、私たち教員が「気付きの目を養う」ことが学校現場に求められていることを学ぶ機会となりました。


【受講者からの感想】
・児童虐待は身近にある存在であることを改めて実感できた。これまで教員生活をしてきて、虐待について深く考えたことがなかったので、とてもいい機会になった。これからは、児童のちょっとした変化に気を配り、虐待の可能性を常に頭に置きながら、指導していきたい。
・いじめ・不登校への対応の具体例を知ることができてよかった。SOSの出し方教育等を積極的に取り入れ、生徒との関わりを大切にしていきたいと思った。
・他校の先生方と「生徒指導で困っていること」を情報共有できたことにより、自分一人が抱えている問題ではないことや、他分掌との関わり方、新たに直面する生徒指導の諸課題との向き合い方を考える良い機会となった。
☆よりよい講座とするために、実施時期や協議の持ち方についての改善点なども寄せられていました。貴重な御意見、ありがとうございました。

B01 校長研修講座(前期)

4月26日(火)、校長研修講座(前期)が開催されました。講座の目的は、「学校経営及び教育上の今日的課題について講義・協議を通して研修し、校長としての識見と学校組織の経営能力を高める。」としており、前期は以下の内容を予定どおり行うことができました。
【研修内容】
 1 開講式
 2 講話「新任校長に期待する」     県教育委員会 教育長 和嶋 延寿 
 3 講義「学校における情報公開・個人情報保護」  県教育庁 職員福利課
 4 講義「私の学校経営」        青森市立小柳小学校 前校長 作間 和博
                  青森市立沖館中学校 前校長 奈良原 正志
                  青森県立三本木高等学校 前校長 岩川 亘宏
                  青森県立八戸第一養護学校 前校長 木崎 達広
 5 協議「学校課題への取組」 

    
【受講者の感想】
 採用から間もないこの時期に、学校経営における心構えから具体的な取組まで御講義いただけたことは、大変有り難く思いました。内容がとても興味深く、時間があっという間に感じました。 また、同じ立場の方々との協議は内容はもとより時間や現状を共有できたことに感謝したいと思います。
 講義で学校経営に対する熱い思いや人材育成、危機管理について具体的実践が非常に参考になりました。また、協議では同じような課題を抱え頭を悩ませていることや解決に向けた方策を話し合えたことや助言が大変参考になりました。
 前校長の御講義は、大変有り難い内容でした。この一ヶ月で様々なことに直面しましたが、立ち止まって考える間もなく走っていました。このタイミングで本音でお話しくださった内容は、笑いあり頷き有りの希望の持てた時間となりました。感謝申し上げます。また、岩川先生も話されておりましたが、職務研修で最も有意義な時間が協議です。特に、定通高校勤務が初めての私にとっては、班の皆さんのひと言ひと言に救われ、こちらもまた本音でお話しさせていただき、短い時間であったにも関わらず、一気に仲間意識が醸成されました。
 学校課題に対する取組や魅力ある学校づくりについて、各校の現状や要因の分析、解決への取組等を検討、共有するなかで参考にできるものがあり、また、新たな発想につながったことは大変有意義でした。

B02 教頭研修講座

5月10日(月)、教頭研修講座(前期)が開催されました。小学校47名、中学校22名、高等学校9名、特別支援学校6名の合計84名が受講しました。受講された教頭先生方は本県の教育の現状や、教育法規、学校におけるリスクマネジメント、教頭の職務と役割などについて理解を深め、教頭としての学校経営の視点を得た様子でした。
【研修内容】
「新任教頭・新任事務長に望むこと」 県教育委員会 教育長 和嶋 延寿
「教育法規について」        県教育庁 教職員課 
「学校におけるリスクマネジメント」 有限会社 エンカツ社 
                   代表取締役社長 宇於崎 裕美
「教頭の職務と役割」        県総合学校教育センター義務教育課長
                  県立田名部高等学校 教頭 岩﨑 洋児
                  県総合学校教育センター特別支援教育課長
  

【受講者の感想】
・本県教育の現状、課題、特に若者の県外流出について危機的状況であるのがわかった。「目の前の子供たちのふるさとをなくしてはいけない」という言葉を大切にして力を尽くしたい。
・日常の学校運営が、一つ一つ法規に裏付けられていることを改めて確認できた。日常の中で裏付けをもちながら対応していくようにしていきたい。
・地域や保護者対応では、初動が大切であると改めて感じた。「想定外を想定せよ」という言葉が心に残った。ポジションペーパーの必要性を感じた。
・とても具体的で、明日にでも実践できそうなアドバイスをたくさんいただいた。教頭しての職員との向き合い方を考えさせられた。