開催した講座の様子

令和4年度 6月

C12中学校数学科教育講座[子どもの資質・能力を育む授業]

6月30日(木)C12中学校数学科教育講座[子どもの資質・能力を育む授業]を開催しました。15名の先生方が受講され、数学科の目標を達成するために、学習指導要領のポイントや授業改善の方策について理解し、数学科の指導観を深めることができました。また、「主体的・対話的で深い学び」の視点による授業実践から、効果的な授業改善の進め方や今後の授業実践に役立てる仕掛けのイメージを得ることができました。

【講座の内容】
1.講義・演習 「子どもの資質・能力を育む授業」
        (講 師)国立教育政策研究所
              教育課程調査官 水谷 尚人
2.発表・協議 「主体的・対話的で深い学び」の視点による授業実践
        (発表者)おいらせ町立百石中学校
              教諭 工藤 正也

 ・水谷調査官による講義      ・工藤教諭による発表
  
 
 ・受講者による協議
 
【受講者の感想】
・ただ数学ができる生徒を育てるのではなく、数学のおもしろさや数学的に考えることの良さを実感させ、日常生活の様々な課題について、数学的な見方・考え方を働かせて、問題解決に向かうことができる生徒を育てていきたい。
・主体的に学習に取り組む態度は授業で育成するものだということを意識して授業づくりに励みたい。
・問題を間違ったままで、それでも粘り強く取り組み続けている生徒がいたなら、その生徒をBに引き上げていくことが大切であることなど、今まで自分に足りていなかった視点を得ることができました。
・小学校との系統性のある授業展開を行うことで既習事項をもとに、自ら主体的に考えることができ、生徒から「なぜ、どうして」と考えさせる題材の発表であった。
・工藤先生の小・中・高のつながりを意識した授業の組み立てや、統合的に考えられる発展性をもった題材の提示など、生徒の思考を促す工夫を知ることができた。
・他地区の数学教師と一緒に協議することで、「主体的・対話的で深い学び」の実践について考えを深めることができた。

C05 主体的・対話的で深い学びを実現する国語科言語活動実践力アップ講座

6月30日(木)、7月1日(金)の2日間、主体的・対話的で深い学びを実現する国語科「言語活動」実践力アップ講座が開催されました。受講された先生は、2日間の研修でたくさんの言語活動に触れ、児童生徒に身に付けさせたい力に応じた言語活動の在り方について考え、授業改善の視点を広げることができました。また2日目は、講師にABA青森朝日放送の石塚絵里子アナウンサーをお招きし、言葉のもつ力に関して御講義いただきました。

 
 
【受講者の感想】
・演習で多くの言語活動に触れ、指導の可能性が広がった。今後の授業に取り入れていきたいと思う言語活動が多かった。
・プロのアナウンサーのお話を聞いて、本当に伝えたいことが伝わるように言葉を大事に書いたり話したりすることで、言葉は人の心を動かす大きな力になると感じた。
・小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の先生方のお話を伺うことができ、子供たちの学びをどうつなげていけばよいかという視点がもてた。

【講座内容】

1 講義(主体的・対話的で深い学びを実現する言語活動の実践)
2 講義(子どもの成長に応じた言語活動の実践)
3 演習(言語活動のモデルづくり[書くこと])
4 講義・演習(実生活で生きる言語能力)
5 演習(言語活動のモデルづくり[話すこと・聞くこと])

C18 高等学校理科研修講座[物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎]

☀6月24日(金) C18 高等学校理科研修講座[物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎]が開催されました。
「高等学校理科における基礎を付した科目や『科学と人間生活』において、必要な授業デザインや観察・実験の方法について、専門としない分野を担当した際にも取り入れやすい内容を扱い、授業実践について考えること」をねらいとして研修を行いました。

午前:観察・実験を取り入れた授業づくり ~ 物理基礎 生物基礎 ~

午後:観察・実験を取り入れた授業づくり ~ 化学基礎 地学基礎 ~

 

各分野の講義・実験の様子
 
講義・実験の様子①        講義・実験の様子②
 
講義・実験の様子③        講義・実験の様子④

受講者の感想
・観察・実験を中心にした授業を目指すにあたり、進度の確保と矛盾しない、負担軽減の観点から複数の実験・具体例を提示していただいたので、早速、現場に持ち帰って実践したいと思いました。

・これまでは普通に教えていた内容も、講座で教えていただいた実験を取り入れて授業を行うと生徒の興味関心をもっと高められると思いました。

  
【担当者から】
 講座運営にあたり、積極的に何かを吸収しようとする姿勢にこちらが刺激を受けました。業務が忙しい中、研修に参加してくださりありがとうございました。また、来年の講座に向けて実験や演示の数を増やしていきたいと思います。

D24 子供たちの学びを止めない!オンライン授業実践講座

6月27日(月)に標記講座を開催しました。小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の先生方が受講され、Web会議システムを使ったオンライン授業の仕方や動画共有サービスの活用やクラウドサービスの活用について学びました。


【講座の内容】
1.「個別最適な学びの実現」とオンライン授業
2.オンライン授業における著作権
3.Web会議システムを利用したオンライン授業
4.動画共有サービスを活用したオンライン授業
5.クラウドサービスを活用したオンライン授業


【講座の様子】
「個別最適な学び」とオンライン授業 動画共有サービスを活用したオンライン授業 クラウドサービスを活用したオンライン授業

【受講者の感想】
・オンライン会議・授業システムとしてZoomをはじめ、YouTubeチャンネル開設やロイロノートとの連携等大変興味深い内容でした。さっそく学校に戻ってさまざまな活用にチャレンジしてみたいと思います。
・「オンライン授業」このコロナ禍の中だけでなく、「個別最適な学びの実現」に向けて、今後必ず必要となるスキルであると考える。特に、今回の研修を通して、不登校気味の児童に対して、すぐに活用できそうだと感じた。様々な理由で学校に来れない児童にも、学級にいる児童と同じように学ばせることは必要なことだし、それが実現の可能性が高まったので、今後ぜひ取り組んでいきたい。
・受講前は、zoomの使い方を習得できれば良いと考えていました。しかし、受講内容は、zoomの使い方だけでなく、動画共有サービスを活用したオンライン授業、クラウドサービスを活用したオンライン授業と、多岐にわたり、勉強になりました。
オンライン授業だけでなく、教員の研究会やちょっとした打ち合わせにも利用できそうです。

C28「見方・考え方」を働かせて育成する!小学校図工・音楽科講座

6月21日(火)~22日(水)の2日間、標記講座を開催しました。
1日目は、文部科学省 教科調査官の小林恭代氏を講師に、図画工作科の講義と造形遊びの演習を行いました。2日目は、音楽科の講義と音楽づくりの演習及び造形と音楽のコラボレーションの演習を行いました。
【講座内容】
1日目:講義「図画工作科における指導と評価の一体化」
    演習「「造形的な見方・考え方」を働かせて資質・能力を育成する造形遊び」
2日目:講義・演習「「音楽的な見方・考え方」を働かせて資質・能力を育成する表現活動」
    演習「造形と音楽のコラボレーション」
    協議「これからの図工と音楽の授業づくり」
   
【参加者の感想】
・学習指導要領解説の系統表の見方が分かり、造形遊びの指導に自信をもって取り組めそうです。
・「クロム・ミュージックラボ」が、すごく画期的で、学校に帰ってから、すぐ活用させていただきました。
・図工と音楽を組み合わせた授業を行ったことがなく、とても新鮮でした。子どもたちの自由な発想や気付きを大切にし、丁寧に言葉かけをしていこうと思います。

D18 自立活動研修講座

 6月23日(木)、標記講座を開催しました。
 小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の先生方が受講しました。
 独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所 主任研究員 北川 貴章 氏 を講師として「自立活動の指導の基本的理解」というテーマの下、講義・演習を行いました。演習を通して、児童生徒の実態把握の進め方について体験的に学ぶとともに、実践のポイントについて分かりやすく教えていただきました。
 また、午後の協議「自立活動の指導の充実に向けて」では、グループに分かれ、児童生徒の指導の経過や指導上の課題(悩んでいることなど)について、情報を共有し、対応策を検討することで、日頃の実践を振り返る機会となりました。

  

【受講者の感想】
・法律のことから、これまでの自立活動の歴史など、初めて知ることばかりでした。今、自分が担当してる業務の背景を知ることで、これからの自分の学びの方向性が確認できました。
・カード整理法を用いた演習は、子供の実態の整理や課題を明確にするのに大変有効な方法だと思いました。校内研究等で活用したいと思いました。
・他の受講者の方の悩みや実践を知ることができてよかったです。また、協議で、自分の実践について意見やアイディアをいただけたので、これからの実践に役立てていきたいです。

D31 Netcommons活用講座

  6月21日(火)、22日(水)標記講座が開催されました。11名の先生方が参加し、1日目はNetcommons2を用いた基本のページ作成と管理設定画面について、2日目は複数人での運営を想定した権限設定やルーム作成、FTP転送について演習を行いました。
 受講された先生方は、校内のWebページ運用についての具体的なイメージを持つことができた様子でした。
         
 
【受講者の感想】
 ・おそらくNetCommonsを活用したホームページを本校では作成していくことになると思うので、今回の講座で学んだ知識や技術を生かしたい。また、他の教員と情報共有を行う。
 ・ウェブページの構造について、方針が見えてきたように思います。今回の研修を活かして、本校のウェブページを整理、改善していきたいと思います。
 ・本校の実際のページは思い切って手直ししづらいため、仮想のウェブページを操作できたのはとても良い経験となりました。今後も、このような機会をいただけると助かります。ありがとうございました。

C45 高等学校英語科言語活動実践講座

6月21日(火)、22日(水)、高等学校英語科言語活動実践講座を開催しました。言語活動を中心とした授業デザイン構築の可能性について、演習・協議を通して、より実践的な視点で理解を深めることができました。
【1日目】 
「生徒の英語運用能力を育成する言語活動の実際~授業デザイン、ICT活用、指導と評価の一体化~」
 講師:県教育庁学校教育課 指導主事 伴 一聡
    県立青森高等学校  教諭 當麻 進仁
【2日目】
「言語活動を取り入れた授業デザインの構築」 
 講師:1日目と同じ

  
【受講者の感想】
・実際に生徒役になることで、今まで見えていなかった部分がクリアになった。また、時間設定の大切さを学ぶことができた。
・指導と評価の一体化を図る上で、判断する基準やタイミングについて深く知ることができた。
・教員の適切な介入が、生徒のパフォーマンスに大きな影響を与えることを知った。
・「生徒が目的を達成した姿」をイメージできないと、評価の観点を考えるのは難しいとわかった。
・授業の構成によって、活動の目的や意義が変わってくるので、生徒の実態を考慮して授業デザインしていきたい。何を目的にその活動をするのか、常に考えていきたい。
・評価に関して、教員が適切な生徒観を持つことと、「生徒にどうなってほしいか」をイメージできるかどうかが大事になってくると感じた。
・楽しく英語を学ぶことについて改めて考えさせられた。
・生徒役を体験して、「できるかな」という不安が、「できた」ときのうれしさに変わる喜びを、自分の生徒にも実感してもらえるような授業設計が大切だと感じた。
・各活動が有機的につながる授業設計をすることで、無理なく生徒の力を伸ばしていけると思う。

C17 中学校理科実験講座

 6月21日(火),22日(水)に中学校理科実験講座が集合形式で開催されました。8名の先生方が参加されました。以下に示した日程と内容で,情報交換や実験,観察など日頃の実践に生かすため,意欲的に研修に取り組んでいました。

 1日目 午前 講義「理科授業改善の視点」
     午後 講義・実験「授業で使える観察・実験の工夫(3学年1分野の内容)」
 2日目 午前 講義・実験「授業で使える観察・実験の工夫(1学年1分野の内容)」
     午後 
講義・実験「授業で使える観察・実験の工夫(2学年2分野の内容)」

 
 
【受講者の感想】
・実験において、うまく実験を進められずに生徒に理解させることができなかった内容も今回の講座を通して、工夫の仕方で実験をうまく進められるということが分かりました。また、実験結果が教科書のようにならなくても、得られた結果をもとに更に考察させることが必要だと改めて実感した。今回の講座で学んだことを生かして、生徒と一緒に科学について考えていく教師になれるように、学び続けていきたいです。
・この講座の良いところは、普段なかなか見ることのない他社の教科書の実験・観察内容や、身近なものを生かした教材を紹介していただけることです。また、他の参加者の皆様も同じ理科教員であるため、日頃の悩みや実践方法について、意見交流ができることです。そういったことが今年度も経験できたので、明日からの教材研究に早速生かしたいと思います。
・全国調査や県学習状況調査の結果では青森県の生徒の実態を踏まえて、こんなところも教えなきゃいけないのかと再認識する場面が多くありました。また、このテストを授業でも触れて生徒の興味を引き出して授業していけたらなと思いました。 様々な教科書の実験を見て、このようにやればよいのかというような新しい発見ができて良かったです。これを現場で生徒に還元していきたいです。 本日はありがとうございました。

B10 道徳教育推進教師研修講座

 6月14日(火)~15日(水)の2日間、道徳教育推進教師研修講座が開催されました。受講された先生方は、「道徳教育のコーディネーター」となるための視点と、「道徳科の授業、各教科等での道徳のアドバイザー」となるための視点について理解を深め、自校の特色を生かした道徳教育に向けた実践力を磨くことができました。

 2日目の午前は、文部科学省初等中等教育局教育課程課 教科調査官 浅見 哲也氏による御講義が行われました。豊富な事例を基に道徳教育全体について御教授いただき、道徳教育の推進における大切なポイントを学ぶことができました。


【受講者の感想】
・道徳教育推進教師としてどんなことに取り組めばよいのか迷い悩んでいましたが、
受講後は、道徳教育や道徳科の大切さを改めて実感し、学校全体として取り組みたいこと、授業で取り組みたいことが明確になりました。
・浅見先生からは、「全教育活動を通じて行う道徳教育」と「道徳教育の要となる道徳科の授業」についてなど、自分自身の中で曖昧だった部分等を分かりやすくお話ししていただきました。「子供たちの未来への投資」という言葉をお聞きして、道徳教育の大切さを再確認しました。今後は授業に対する指導の意図をより明確にし、子供達の学びを深いものにできるよう実践を重ねていきたいです。
・演習では、自校の強みと弱みを基に、道徳教育推進教師としてどんなアプローチができるのかを考えることができました。 また同じグループの先生方とアイディアや考え方を共有することができ、具体的な取組プランを構想することができました。

C42 小学校外国語・外国語活動研修講座

6月14日(火)標記講座を開催しました。外国語を担当する小学校、中学校、特別支援学校の先生方が受講され、外国語の授業づくりや指導の在り方について学びました。
【講座の内容】
1 講義・演習「外国語・外国語活動の授業づくり」
2 講義・演習「外国語・外国語活動の指導の在り方」
【講座の様子】

【受講者の感想】
・今までの授業の仕方を振り返る良いきっかけとなりました。また、小学校で外国語を指導する意味や、そのためにどんな指導をしていくべきかがわかりました。さっそく試してみて、児童に合った指導法を考えていきたいと思います。また、今回の研修の内容を学校で先生方へも伝達していきたいと思います。
・2つの講義を通して、「伝える目的」の重要性を再確認することができた。英語は言語であって、記号ではないと感じた。
・今年度初めて外国語活動を担当することになり、今回の講座を受講しました。指導要領の内容から実際の授業場面における具体的な指導方法などを学ぶことができ、大変充実した内容でした。

D05 高等学校における道徳教育講座

613()に標記の講座が開催され、高等学校・特別支援学校高等部を合わせて56名の先生方が受講しました。小・中学校と違い、教科としての道徳がない高等学校において、どのように道徳教育を進めて行けばよいのか理解を深めることができた様子でした。

【講座の内容】

  講義「高等学校における道徳教育の推進」

  講義「小・中学校における道徳教育の実際」

  発表「本校の道徳教育」

  演習・協議「自校の特色を活かした道徳教育の展開に向けて」

 
 

【受講者の感想】

・普段、道徳教育についてあまり考えていなかったので、講義を聞いてイメージをもつことができた。小中学校の取り組みを見て、ここまで熱心に行っているのだということに気づかされた。高校では教科化されてはいないが、しっかりと受け継いで学校教育の中に位置づけなければいけないと感じた。

・授業やホームルーム活動、清掃など日常の学校生活の中で生徒の道徳性を高めるチャンスはいくらでもあるのだと感じた。日常生活や学校行事の中で道徳性を深化させ、個や集団の成長に繋げたいと思った。

・学習指導要領の中でしっかりと謳われおり、授業、ホームルーム活動、学校行事などで目的をもった生徒の資質・能力の育成に取り組んでいかなければいけないと改めて思った。学校行事の振り返りシートや「トリセツ」など、自分自身の振り返りとしても非常に有用であり、是非活用したい。

・学校行事自体やその振り返りに、道徳的視点を取り入れる実践例が多く、とても参考になった。新たなものを創り出すのではなく、実際にできそうなものに落とし込むという感覚は、とても現実的だし、すぐに活用できそうだと感じた。

・これまで、学校における道徳教育はホームルーム活動などの担任が中心となって行うものという考えがあったが、学校行事や普段の授業など、学校におけるあらゆる出来事を道徳教育として活用できるチャンスがある事に気がついた。また、そのチャンスを活用するためには、ホームルーム担任の力だけでなく、行事を担当する各分掌と連携し、全校的に道徳教育に関する取り組みを行っていくことで、普段の生活から当たり前に考える習慣を付ける事が可能ではないかと感じた。

・道徳教育は教師側が意識していれば、学校行事や教科など様々な機会を捉えて行うことができる。全教員で取り組むことの必要性と、教員が取り組みやすいような振り返りシートなどの工夫をしていかなければならないと思った。

C49 産業教育指導者講座(前期)

 6月10日(金)標記講座を開催しました。県立学校の農業・工業・商業の先生方17名が受講され、青森県産業の現状と展望について2事業所の方から講義を受け、実際に所内を視察させていただきました。

【講座内容】 青森県産業の現状と展望(講義・視察)
   午前 ブナコ株式会社 代表取締役 倉田 昌直 氏 
   午後 地方独立行政法人 青森県産業技術センター 
       技術支援部 総括研究管理員 伊藤 健 氏 

【講座の様子】

  
【受講者の感想】
 ・ブランド力のつけ方、マーケティングやPRなど企業や研究所が工夫している点を学ぶことができた。学校では指導が難しい企業ならではの部分は、やはり講演や見学が必要だと感じた。
 ・地元を活性化させながら海外進出をし、有名にしていくのは理想だと感じた。生徒にグローバルな視点を持たせながら、故郷を愛し、活躍していってもらうために具体的な事例として活用させてもらい、日々の実践に生かしていきたい。
 ・今までの考え方や発想の転換を行うことにより、様々な角度からものを見られるようになることを再認識させられた。また、青森と東京、外国との距離感についても考え方が変わった。

D01 総合的な学習の時間研修講座

5月24日(火)~25日(水)の2日間、総合的な学習時間研修講座が開催されました。受講者は、「探究的な学習の過程(課題設定→情報の収集→整理・分析→まとめ・表現)による総合的な学習の時間の進め方について理解し、演習・協議を通して、総合的な学習の時間の授業改善について考える。」を目指して、講義・演習・協議に取り組みました。

【講座の内容】
 1日目
   講  義 「総合的な学習の時間の役割」
   講  話 「置かれた場所で夢を叶える方法~思いのチカラ・行動のチカラ~」
         講師:リンゴミュージック代表 樋川 新一 氏
   演習・協議「探究的な学習の過程で学ぶ総合的な学習の時間」
   発        表   「探究的に学ぶ総合的な学習の時間の実践」
 2日目 
      講義   「探究的な学習の過程で取り組む総合的な学習の時間」
         講師:山形大学学術研究院 教授 野口 徹 氏
   演習・協議「探究的な学習の過程で学ぶ総合的な学習の時間」

  
    
【受講者の感想】
・学習指導要領のポイントを様々な学校の事例発表を通して説明してくださったので、内
 容が本当によく分かりました。今、高校で力を入れている総合的な学習の時間を中学校
 ではどうだろう?という視点でお話を聞きました。もっと総合的な学習の時間について
 勉強しなければいけないと切実に感じました。先生方全員を巻き込んで、こういう気持
 ちにさせるにはどうしたらよいかと、新しい課題が生まれました。
・様々な事例発表がとても参考になりました。すぐにでも学校現場で実践できそうです。  
 本当にレベルの高い内容でした。今回の研修は数年分の実践に値する内容でした。次回
 も参加したい気持ちです。
・たくさんの実践例を通して、たいへんわかりやすかった。小中高と学習スキルが繋がり
 発展していけるよう、小学校において身につけさせたい力を育めるよう取り組んでいき
 たい。

C15 小学校理科実践力向上研修講座

 6月6日(月),7日(火)の2日間,標記講座を開催し,7名の受講者が参加されました。
 この講座は,観察,実験や演習を通して,理科を指導する小学校教員としての指導力の向上と授業改善への意欲を高めることをねらいとして開催しました。
 理科の授業改善についての講義,観察,実験の工夫,プログラミング学習等幅広い内容を取り上げ,理科を指導する教員としての実践力向上を図る内容としました。
 日程と内容は,以下のとおりです。
 【1日目】午前:講義「理科の授業改善の視点」
         講義・実験「観察・実験の工夫~B生命・地球~」
      午後:講義・実験「観察,実験の工夫~B生命・地球~」
         講義・実験「問題解決の力を育む観察,実験」
 【2日目】午前:講義・実験「観察,実験の工夫~A物質・エネルギー~」
      午後:講義・実験「理科におけるプログラミング学習」




【受講した先生方の感想】
・児童への問いのもたせ方や問いから観察、実験へと結びつけていく手立てを学ぶこと 
 ができました。なかなか実際に見ることができないものを、モデルになるもので確か
 める方法があることを知りました。タブレットを活用しながら結果をまとめたり、表
 現したりする活動を取り入れていきたいです。
・実験器具や薬品の扱いについても分かりやすい資料をいただいたので、今後の指導に
 役立てていきたいです。
・専門的な指導のテクニックに触れることができました。体験的に学習することが学び
 につながっていくことを強く感じました。自分にとって苦手意識の強かったエネルギ
 ーや粒子分野でしたが、非常に興味をもって取り組むことができました。教える切り
 口を変えるだけで学びが深まることを理解しました。
・学んだことを応用していくためには、いかに児童自身の生活と結びつけて問題意識を
 もたせたり、他者の考えと比較、検討させたりするかというところにもっと指導の工
 夫が必要であると感じました。
・情報活用能力の育成として、プログラミング学習が必須であることが分かりました。
 身の回りにもたくさん、プログラミングされているものがあるので、子供たちに興味
 をもたせながらプログラミングの良さに気付かせる指導をしていきたいです。

C03 中学校国語科授業づくり講座

6月2日(木)~3日(金)に標記講座を開催しました。
 1日目は講義「学習指導要領に基づいた「読むこと」指導の授業改善」を行い、青森県の生徒に対し考えを形成する学習指導が大切であることを確認しました。また、授業づくりについての協議やICT活用の演習を行いました。
 2日目午前は岩手大学の藤井知弘教授による講義「学習指導要領に基づいた「読むこと」指導の授業改善」で、「読むこと」についての授業づくりについての大切な視点を学ぶことができました。
 2日目午後は演習・協議「付けたい力と「主体的・対話的で深い学び」を関連付けた「読むこと」指導の授業構想」で、言語活動を通しての指導する単元計画を作成しました。

  
【講義の内容】
6月2日(木)
・講義 学習指導要領に基づいた「読むこと」指導の授業改善
・講義・演習 付けたい力と「主体的・対話的で深い学び」を関連付けた「読むこと」指導の授業構想Ⅰ
・講義・演習 付けたい力と「主体的・対話的で深い学び」を関連付けたICT活用

6月3日(金)
・講義 学習指導要領に基づいた「読むこと」指導の授業改善
・演習・協議 付けたい力と「主体的・対話的で深い学び」を関連付けた「読むこと」指導の授業構想Ⅱ

【受講者の感想】
・授業の進め方やICT活用、また評価方法など、授業改善への気付きが多くありました。
・藤井教授の講義では、教育技術理論を生かした実践例を豊富に紹介していただいたので、自分の指導と重ね合わせながら、改善のポイントを探ることができました。
・協議では同じような悩みや実践例を共有することができ、今後への見通しをもつことができました。

B11 特別支援教育コーディネーター研修講座

 6月7日(火)標記講座を開催しました。
 小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の特別支援教育コーディネーターの先生方37名が受講され、午前は「特別支援教育コーディネーターの役割」について学びました。午後は、小学校の先生からの実践発表があり、具体的な取組について紹介していただきました。その後、グループに分かれて、特別支援教育コーディネーターとしての「事例検討の進め方」について演習を行いました。

 
【受講者の感想】
・今、自分がコーディネーターとして何をするべきなのかが分かった。また、今後の見通しをもつことができた。
・今年度初めてコーディネーターになり、何をすべきか分からず悩んでいました。本講座を受講し、自分自身難しく考えていた部分もありましたが、やれることからやっていこうと思いました。
・ケース会議の計画・進行も含め、これから実際に行うことが想定される内容について、一通り学ぶことができ、大変有意義でした。

D27 ゼロから学ぶ!Chromebook初心者講座

6月7日(火)標記講座を開催しました。小・中・高の12名(聴講含む)の先生方が受講され、Chromebookの基本操作、電子黒板への接続、授業に活用できる各種アプリの演習を行いました。

【講座の内容】
Chromebookについて
Chromebookの基本操作
電子黒板の活用
授業への活用

【講座の様子】

  
【受講者の感想】
・授業に取り入れていきたいと思います。
・電子黒板との使い方が参考になりました。
・Chromebookの仕組みがわかりました。
・教材を準備するという点で活かせそうです。